最終更新日:2026年8月17日
The Legacy Golf Club(ザ・レガシー・ゴルフクラブ)は、バンコク北東部のクロンサムワー地区にある18ホール・パー72のゴルフ場です。設計はジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)、開場は1992年。バックティ約7,037ヤード、クラブティ約6,193ヤード、フロントティ約5,664ヤードという構成で、バンコク近郊で「ニクラス設計のコースを回れる」数少ない選択肢のひとつです。
地形は樹々に縁取られたオープンなパークランド。起伏はおだやかで歩きやすく、フェアウェイ沿いに控えめなマウンドが造られている程度です。しかし、易しいコースかというとそうではありません。難しさはバンカーとグリーンに集中しています。
このコースのバンカーは、脱出用の階段が設けられているほど深いものがあることで知られています。そしてグリーンは大きく、傾斜がしっかりとついている。つまり、フェアウェイを外さなければ気持ちよく回れる一方で、一度バンカーに捕まると、そこから2打、3打を失いかねない。ニクラスらしい「明快だが厳しい」設計が18ホールを通して貫かれています。
1番からいきなり砂の川が現れ、18番では左サイド全体に池が寄り添う。始まりと終わりに強い印象を残す構成も、このコースの魅力です。その日の空き枠と料金は、GoGolfのアプリまたはWebサイトからご確認ください。

料金と予約
ゴルフ場の料金は曜日や祝日、季節、タイミング等により変動します。GoGolfで掲載している料金はできる限りそれらの料金をリアルタイムで反映しているため、詳細はGoGolfのアプリまたはWebサイトを参照ください。
料金サマリー
グリーンフィー+カート/1名あたりTHB3.300to4.200
| 午前 最安 | 午後 最安 | |
|---|---|---|
| 平日 | THB 3.300 | THB 3.300 |
| 土日・祝日 | THB 4.200 | THB 4.200 |
料金カレンダー
9月11日 – 2026年10月7日 · THB土日・祝日料金予約枠なしM=100万THB/午前・午後それぞれの最安値
基本情報
| 所在地 | 18 Panya Inthra Road, Sam Wa Tawan Tok, Khlong Sam Wa, Bangkok 10510(バンコク北東部・クロンサムワー地区) |
|---|---|
| 設計 | Jack Nicklaus(ジャック・ニクラス) |
| 開場 | 1992年 |
| ホール | 18ホール・パー72 |
| 距離 | バックティ 約7,037ヤード/クラブティ 約6,193ヤード/フロントティ 約5,664ヤード |
| コースタイプ | 樹々に縁取られたオープンなパークランド。おだやかな起伏で歩きやすい地形 |
| 特徴 | 水、脅威となるバンカー、大きく難しいグリーン。階段が必要なほど深いバンカーもある |
| 名物ホール | 1番パー4(フェアウェイ脇を走る「砂の川」)/18番パー4(ティからグリーンまで左サイドに池) |
| 練習環境 | 練習施設あり |
| キャディ・カート | 全プレーヤーがキャディ帯同。カートあり |
| スパイク | ノンメタルスパイクのみ |
| 電話 | +66 2 914 1930 |
| 料金 | 曜日・季節・時間帯で変動。GoGolfアプリ/サイトで最新料金を確認 |
ジャック・ニクラス設計というブランド
ジャック・ニクラスは、選手として18のメジャータイトルを獲得したあと、コース設計家としても世界中で作品を残してきました。その設計哲学はしばしば「フェアだが甘くない」と表現されます。隠された罠でプレーヤーを騙すのではなく、危険をはっきりと見せたうえで選択を迫るという考え方です。
ザ・レガシーでも、その姿勢は徹底しています。ティグラウンドに立てば、避けるべきバンカーも、越えるべき水も、たいていは目に入ります。情報は隠されていない。にもかかわらず難しいのは、見えている危険を避けるだけの精度が要求されるからです。
バンコク近郊には数多くのコースがありますが、ニクラス設計となると選択肢は限られます。「設計家で選ぶ」という基準を持っているゴルファーにとって、1992年開場のこのコースは、バンコク滞在中に一度は回っておきたい対象になります。

ロケーションとアクセス
ザ・レガシーは、バンコク北東部のクロンサムワー(Khlong Sam Wa)地区、パンヤ・インドラ通り沿いにあります。住所は 18 Panya Inthra Road, Sam Wa Tawan Tok, Khlong Sam Wa, Bangkok 10510。同じ通り沿いには Panya Indra Golf Club もあり、この一帯はバンコク都内でもゴルフ場が集まっているエリアです。動物のサファリパークとして知られるサファリワールドも近い地域にあたります。
移動手段は、社用車やマイカーのほか、GrabなどBangkokで一般的な配車サービスが便利です。都心のスクンビットやアソーク方面からは、ラムイントラ通りや高速道路を使って北東へ向かうルートになります。所要時間は交通状況によって大きく変わるため、特に平日の朝はスタート時刻から逆算して余裕を持った出発をおすすめします。
なお、GoGolfでは送迎やシャトルの手配は行っていません。ホテルからの移動は、ご自身の車両か配車サービスをご利用ください。郊外側のコースになるため、帰りの車の手配も含めて予定を立てておくと安心です。

コースの骨格:平坦な土地に何を置いたか
ザ・レガシーの土地は、バンコク近郊の多くのコースと同じくほぼ平坦です。フェアウェイ沿いに控えめなマウンドが造られてはいますが、打ち上げ・打ち下ろしが連続するような地形ではありません。歩いて回っても体力的な負担は小さい部類です。
ではどこで難易度を作っているのか。答えは水・バンカー・グリーンの3つです。この3つがレイアウト全体に配され、ホールごとに違う組み合わせでプレーヤーの前に現れます。
バンカー:階段が要るほどの深さ
このコースを語るときに必ず話題になるのがバンカーです。数が多いだけでなく、中には出入りのために階段が設けられているほど深いものがあります。つまり、入った時点で「1打で出せるか」を真剣に考えなければならない。
深いバンカーの怖さは、単に脱出が難しいことだけではありません。グリーンを狙える体勢が作れないという点にあります。高い壁を越えるために大きく開いたフェースで打てば、距離は出ない。結果として、グリーンに乗せられずにもう1打を要する。そうやってスコアが崩れていきます。
グリーン:大きいことが難しさになる
グリーンは大きく、しっかりとテストされる造りです。「大きいから乗せやすい」は半分しか正しくありません。確かに乗る確率は上がりますが、ピンと反対側に乗ってしまえば、長い距離のパットが残ります。傾斜が絡めば、そこから3パットは十分にあり得る。
つまりこのコースでは、グリーンのどのエリアに乗せるかという意識が必要になります。ピンの位置を確認し、そのサイドに近い場所へ運ぶ。アバウトに「グリーンを狙う」だけでは、パット数が増えていきます。
18ホールの流れをどう組み立てるか
前半:立ち上がりで無理をしない
スタートホールから明確な判断を求められるコースなので、前半は「守りから入る」ほうが結果的に伸びます。1番で大きなミスをすると、その後のホールでも取り返そうとして、本来なら刻むべき場面で攻めてしまいがちです。
特に意識したいのは、ティショットの落としどころを1つに絞ること。「フェアウェイのどこでもいい」ではなく、「このバンカーの手前」「この木の右」と決めてから振る。この一手間が、深いバンカーとの距離をつくります。
中盤:グリーンの傾向をつかむ
数ホールを回ると、その日のグリーンの速さと傾斜の傾向が見えてきます。大きなグリーンでは、同じ距離でも乗せる場所によってパット数が変わるため、中盤で得た情報を後半に生かせるかどうかが差になります。
キャディに「今日のグリーンは速いか」と聞いてみるのも有効です。毎日コースを見ている人の感覚は、初見のプレーヤーが数ホールで得る情報より正確です。
終盤:18番から逆算する
最終ホールは左サイド全体に池が効いています。スコアがまとまっている日ほど、ここでの1打が重くなります。16番あたりから、「18番をどう打つか」を頭の片隅に置いておくと、ティに立ったときに迷いが減ります。
名物ホール
1番:いきなり現れる「砂の川」
スタートホールから、このコースは自己紹介を済ませます。パー4の1番は、フェアウェイの脇を「砂の川」と表現されるバンカーが走っているという構成です。一般的なコースなら、1番は体を慣らすためにやさしく作られることが多い。しかしここでは、最初のティショットから明確な判断を求められます。
この配置は、ニクラスの設計思想をよく表しています。危険は隠されていない。見えている。そのうえで「どこに置くか」を自分で決めなさい、というメッセージです。1番の入り方で、その日のリズムが決まると言ってもよいホールです。
18番:左サイドを池が支配するフィニッシュ
最終18番はパー4。ティグラウンドからグリーンまで、左サイドに沿って小さな池が続きます。左を嫌えば右のトラブルが近づき、安全を取りすぎれば距離が残る。スコアがまとまっている日ほど、このホールのティショットには緊張感が伴います。
1番の砂の川で始まり、18番の池で終わる。始まりと終わりに強い印象を置くという構成は、ラウンド全体の記憶の残り方をはっきりと変えてくれます。

スコアを作るための考え方
ザ・レガシーで大きく崩れる典型は、深いバンカーに続けて捕まったときです。1つ目のバンカーで1打を失い、出した先で体勢が崩れ、また1打を失う。これを避けるには、そもそも入れない設計思想でプレーする必要があります。
- ティショットは「バンカーまで何ヤードか」を先に確認する。届かせないのか越えるのかを決めてからクラブを選びます。
- バンカーは避けるべき障害として扱う。深さがあるため、入った時点で1打の計算が狂います。
- グリーンはピンサイドに近いエリアを狙う。大きなグリーンほど、反対側に乗せると長いパットが残ります。
- 18番は左を避ける前提で組み立てる。池が全長にわたって効いているため、右に余裕を持たせるほうが計算しやすくなります。
- ファーストパットは「次を上りに残す」。傾斜のある大きなグリーンでは、これだけで3パットが減ります。
- キャディに距離とラインを確認する。初見ではバンカーまでの距離感がつかみにくいため、特に有効です。
逆に言えば、フェアウェイをキープできれば気持ちよく回れるコースでもあります。地形はおだやかで、極端に狭いホールが続くわけでもありません。「曲げなければ楽しい、曲げると厳しい」——この関係がはっきりしているぶん、自分のショットの精度を測るには最適の場所です。
施設とサービス
練習環境
ラウンド前に体をほぐせる練習施設が用意されています。深いバンカーと大きなグリーンが待つコースなので、アプローチとパットの感覚を整えてからスタートする価値は高いといえます。
クラブハウスと食事
クラブハウスにはレストランがあり、ラウンドの前後に利用できます。サウナやロッカールームも備えられており、プレー後に汗を流してから帰路につくことができます。
キャディとカート
キャディは全プレーヤーに帯同します。バンカーまでの距離やグリーンのラインなど、初見では判断しづらい情報を得られるため、積極的に質問することをおすすめします。ゴルフカートも利用できます。
スパイクの規定
ノンメタルスパイクのみ使用できます。持ち込むシューズの底を事前に確認してください。
掲載されている設備の一覧
Golfdigg では、プロショップ、レストラン、ゴルフカート、キャディ、練習施設、スパ・マッサージ、クラブバレー、ロッカールーム・シャワーが紹介されています。
クラブバレーがあるということは、到着時にクラブを預けてそのまま受付へ向かえるということです。バンコク市内から車で移動してくる日は、この一手間の差が意外と効きます。
ラウンド後の使い方
スパ・マッサージがあるため、18ホールを終えてから体をほぐして帰るという組み立てができます。深いバンカーと大きなグリーンで消耗した日ほど、この選択肢は現実的です。
ロッカーとシャワーが使えるので、そのまま市内での予定に向かうこともできます。日中にラウンド、夜に会食という一日を組みやすいコースです。
なお施設の内容は変わることがあります。使いたい設備がある場合は、予約時に確認しておくのが確実です。
バンカー練習ができるかを確認する
深いバンカーがこのコースの主役です。練習施設にバンカーが含まれるかどうかで、スタート前にできる準備は変わります。
含まれていれば、あごの高さに対してどれだけフェースを開くかを数球で確かめてから入れます。含まれていない場合は、最初の1回を練習と割り切り、無理に一発で出そうとしないほうが結果的に傷は浅く済みます。
どちらの場合でも、1打目の狙いを決めてから構えることが前提になります。
バンカーからの1打をどう考えるか
ザ・レガシーでスコアを左右するのはバンカーです。ここでは、深いバンカーに入ったときの現実的な考え方を整理しておきます。
まず「壁の高さ」を見る
バンカーに降りたら、ピンまでの距離よりも先に目の前の壁の高さを確認します。壁が高ければ、その時点でグリーンを狙うという選択肢は消えます。「出す」ことが目的だと割り切れれば、1打で脱出できる確率は大きく上がります。
横に出すことを恥じない
正面の壁が高い場合、横方向や後方に出すという選択が最善になることがあります。1打を捨てるように感じられますが、バンカーの中でもう1打を費やすより確実です。深いバンカーのあるコースでは、この判断ができる人とできない人でスコアが数打変わります。
砂の状態を確認する
雨のあとは砂が締まり、普段と同じ打ち方ではクラブが弾かれることがあります。逆に乾いてやわらかい日は、深く入りすぎて距離が出ません。足を砂に入れたときの感触で状態を確かめてから、振り幅を決めてください。
そもそも入れない設計でプレーする
最も効果的なのは、バンカーに入れないことです。ティグラウンドで「バンカーまで何ヤードか」を確認し、届かないクラブを選ぶ。この判断を18ホール続けられれば、このコースは驚くほど穏やかな顔を見せます。
持ち物と準備
手ぶらでも成立しますが、次のものがあるとラウンドの質が変わります。
- 日焼け止めと帽子 — 遮るものが少ないホールもあり、必需品です。
- ノンメタルスパイクのシューズ — メタルスパイクは使用できません。
- サンドウェッジの確認 — 深いバンカーがあるため、バウンスのあるクラブを入れておくと安心です。
ニクラス設計をどう楽しむか
ジャック・ニクラスのコースを回るとき、設計者の意図を意識しながらプレーすると、同じ18ホールでも受け取れるものが変わります。ザ・レガシーで注目したい視点をいくつか挙げます。
「なぜここにバンカーがあるのか」を考える
バンカーの位置は偶然ではありません。多くの場合、ある飛距離帯のプレーヤーに判断を迫るために置かれています。ティグラウンドから見て、そのバンカーが自分の飛距離の範囲に入っているなら、それは自分に向けられた問いだということです。範囲外なら、無視してよい。この見極めができると、コースが急に会話の相手のように感じられます。
グリーンの入り口を探す
大きなグリーンでも、安全に転がして入れられる「入り口」が用意されていることがあります。バンカーとバンカーの間、傾斜が受けている側。ピンを直接狙うのではなく、その入り口から入れる組み立てを考えると、アプローチの選択肢が広がります。
フェアな設計であることを信じる
ニクラス設計の特徴は、無理な要求をしないことです。見えている危険を避ける技術さえあれば、スコアはまとまるようにできています。逆に言えば、大きく崩れたときは必ず自分の判断に理由がある。ラウンド後に振り返る価値のあるコースです。
ベストシーズンと時間帯
11月から2月ごろの乾季がもっとも快適で、湿度が下がり、朝夕は涼しさを感じられる日もあります。
3月から5月の暑季は日中の気温が上がるため、早朝スタートを選ぶと消耗を抑えられます。深いバンカーからの脱出は体力を使うので、暑い時間帯を避ける意味はこのコースでは特に大きいといえます。
6月から10月の雨季は、午後に短いスコールが抜けていく日が中心になります。午前の枠なら影響は小さく、この時期は予約にも余裕があります。雨のあとはバンカーの砂が締まるため、普段と打ち方を変える必要が出る点も覚えておくとよいでしょう。
どんなゴルファーに向いているか
- 設計家で選びたい人:バンコク近郊でジャック・ニクラス設計を体験できる、限られた選択肢のひとつです。
- ショットの精度を試したい中級者以上:フェアウェイキープの価値が明確に数字に出ます。
- バンカーショットを磨きたい人:深いバンカーは、そのまま練習の場になります。
- 初中級者:フロントティは約5,664ヤード。無理に攻めず刻めば十分に楽しめます。
- グループ・コンペ利用:レストランやサウナを備え、ラウンド後の時間まで過ごせます。
一方で、バンカーが苦手な方には厳しく感じられる場面があるかもしれません。そうした場合は、バンカーの手前に刻む前提でクラブを選ぶだけで、スコアの荒れ方がまったく変わります。

よくある失敗と、その避け方
1. 1番でいきなりリズムを崩す
スタートホールから砂の川が現れるため、体が温まっていない状態で難しい判断を求められます。1番は攻めずに、確実にフェアウェイへ置く。それだけで、その日のリズムがつくりやすくなります。練習場でのウォームアップを省略しないことも有効です。
2. 大きなグリーンに漫然と乗せる
グリーンが大きいため、「乗ったから大丈夫」と考えてしまいがちです。しかしピンと反対側に乗れば、傾斜の絡む長いパットが残ります。グリーンのどのエリアに乗せるかまで決めてから打つことが、パット数を抑える最短の方法です。
3. バンカーから無理にグリーンを狙う
深いバンカーでは、高い壁を越えるためにフェースを大きく開く必要があります。その結果、距離は思ったほど出ません。まず確実に出すという判断に切り替えるだけで、1ホールで2打を失う事態を避けられます。
4. 18番で左を意識しすぎる
最終ホールは左サイド全体に池が効いています。意識しすぎて右に大きく外すと、今度は別のトラブルが待っています。フェアウェイの右寄りを明確なターゲットに設定するほうが、漠然と「左を避ける」よりも結果が安定します。
バンコク近郊の他コースとの違い
バンコク都内のコースは、それぞれ性格がはっきり分かれています。ザ・レガシーの位置づけを理解するために、GoGolfで予約できる同エリアの主なコースと並べてみます。
| The Legacy Golf Club | 18ホール/パー72/約7,037ヤード。Jack Nicklaus 設計、1992年開場。階段が要るほど深いバンカーと、大きく傾斜のあるグリーンで難易度をつくる。 |
|---|---|
| Navatanee Golf Course | 18ホール/パー72/約6,902ヤード。Robert Trent Jones Jr. 設計、1973年開場。1975年ワールドカップ開催。水は控えめで、林とバンカーで守るクラシックな設計。 |
| Panya Indra Golf Club | 27ホール/パー72。Ron Fream 設計、1991年開場。3つのナインを組み合わせて回れ、アイランドグリーンとナイトゴルフが特徴。 |
| The Royal Golf and Country Club | 18ホール/パー72/約7,123ヤード。Chohei Miyazawa 設計、1993年開場。コース全体が水に囲まれ、ほぼ全ホールで水が絡む。スワンナプーム空港至近。 |
| Windsor Park and Golf Club | 36ホール/各パー72。Ron Fream 設計、1994年開場。4つの9ホールを組み合わせて回れる規模の大きさが魅力。 |
この中でザ・レガシーが持つ独自性は、設計家の名前とバンカーの存在感です。水を主役にしたコースでも、距離で押すコースでもない。「見えている危険を、避けきれるか」という、ニクラスらしい問いが18ホールを通して繰り返されます。
開場から30年を経たコースの表情
1992年の開場から、ザ・レガシーはすでに30年以上を数えます。この年月がコースにもたらしたのは、樹々の成熟です。
造成直後のコースは、どうしても土地の広さがそのまま見えてしまい、ホールごとの区切りが曖昧になりがちです。しかし樹木が育つと、フェアウェイの輪郭がはっきりし、1ホールずつが独立した空間として感じられるようになります。ザ・レガシーの「樹々に縁取られたパークランド」という表現は、この時間の積み重ねによって成立しているものです。
同時に、樹々はプレー上の意味も持ちます。曲がったボールが林に入れば、横に出すしかない場面が生まれる。設計時に置かれたバンカーと、その後に育った樹木の両方が、ティショットの正確さを要求する二重の仕組みとして働いています。
ニクラス設計のコースは世界中にありますが、同じ図面から生まれたコースでも、何年経ったかによって受ける印象は変わります。30年という時間を経たこのコースは、図面の意図がもっとも素直に現れる状態にあると言ってよいでしょう。
周辺とバンコク滞在の楽しみ方
クロンサムワー一帯は、観光の中心地というよりもバンコクの生活圏にあたるエリアです。コース周辺には地元の食堂や商業施設が点在し、ラウンド前後に立ち寄る場所には困りません。動物のサファリパークとして知られるサファリワールドも近く、家族連れで訪れる場合には組み合わせやすい立地です。
宿泊は、多くの場合スクンビットやシーロムなど都心側に取り、コースへ通う形になります。都心にはホテル、レストラン、マッサージ店が集中しており、ゴルフ以外の時間を充実させやすいためです。朝は配車サービスでコースへ向かい、ラウンド後に都心へ戻って食事をする、という一日の組み立てが現実的です。
バンコクは、ゴルフと都市観光を同じ旅程に無理なく収められる数少ない都市のひとつです。午前にラウンド、午後は寺院や市場、夜は食事という一日は十分に成立します。
バンコク近郊の他コースと組み合わせる
バンコク都内には、性格の異なるコースが点在しています。滞在中に2ラウンド以上を計画するなら、タイプの違うコースを組み合わせると印象がはっきり残ります。
- Panya Indra Golf Club(パンヤ・インドラ・ゴルフクラブ) — 同じパンヤ・インドラ通り沿い。27ホールとナイトゴルフに対応しています。
- Navatanee Golf Course(ナワタニ・ゴルフコース) — 1975年ワールドカップ開催の歴史あるコース。クラシックな設計です。
- The Royal Golf and Country Club(ザ・ロイヤル・ゴルフ&カントリークラブ) — スワンナプーム空港至近。ほぼ全ホールで水が絡みます。
- Windsor Park and Golf Club(ウィンザーパーク・ゴルフクラブ) — 36ホール。組み合わせを変えて何度も楽しめます。
エリア全体の空き枠と料金はバンコクのゴルフ予約ページから、コースの比較はバンコクのおすすめゴルフコースからご覧いただけます。
まとめ
整理すると、ザ・レガシーを選ぶ理由は次の3点です。
- 設計 — ジャック・ニクラス設計、1992年開場。バンコク近郊では限られた存在です。
- バンカー — 階段が要るほど深いバンカーが、明確な緊張感を生みます。
- グリーン — 大きく傾斜のあるグリーンが、乗せたあとにもう一段の判断を求めます。
The Legacy Golf Club は、18ホール・パー72、バックティ約7,037ヤード。地形はおだやかで歩きやすい一方、バンカーとグリーンで難易度を作る、「フェアだが甘くない」コースです。
フェアウェイをキープできれば気持ちよく、曲げれば厳しい。自分のショットの精度と向き合いたい日に選びたいコースです。
そして忘れてはいけないのが、このコースは大きく崩れたときにこそ学びが残るという点です。見えている危険を避けきれなかった理由は、たいていクラブ選択か、狙いどころの設定にあります。ラウンド後にスコアカードを見返しながら、どのホールでどんな判断をしたかを思い出してみてください。次に回るときのスコアが、はっきりと変わってきます。
その日の空き枠と料金は、GoGolfのアプリまたはWebサイトからご確認ください。
よくある質問
The Legacy Golf Clubはどこにありますか?
何ホール・パーいくつのコースですか?
設計者は誰ですか?
コースの難しさはどこにありますか?
名物ホールはどこですか?
地形は起伏がありますか?
初心者でもプレーできますか?
バンカーはどのくらい深いのですか?
練習場はありますか?
キャディやカートはどうなりますか?
スパイクの規定はありますか?
クラブハウスにはどんな施設がありますか?
公式サイトはありますか?
プレーしやすい季節や時間帯はいつですか?
ティはどれを選べばよいですか?
グリーンはどう狙えばよいですか?
料金はいくらですか?
送迎はありますか?
持っていくとよいものはありますか?
バンコクの他のコースと比べた特徴は何ですか?
1ラウンドにどれくらい時間がかかりますか?
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