リース・ジョーンズ(Rees Jones)

生年月日
1941年9月16日
出身
アメリカ・ニュージャージー州モントクレア
学歴
イェール大学、ハーバード大学デザイン大学院
設計会社
Rees Jones, Inc.(1974年設立/ニュージャージー州モントクレア)
公式サイト
reesjonesinc.com
設計・改修コース
260コース以上
受賞
オールド・トム・モリス賞(2004年)、ドナルド・ロス賞(2013年)

リース・ジョーンズ(Rees Jones)は、1941年9月16日にアメリカ・ニュージャージー州モントクレアで生まれたゴルフ場設計者です。父は20世紀を代表する設計者ロバート・トレント・ジョーンズで、兄はロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニア。設計事務所の家に育ち、少年時代は北東部に数多く残る A.W. ティリングハストのコースを歩いて、コースの成り立ちを覚えたと語っています。イェール大学を卒業したのち、ハーバード大学デザイン大学院で学びました。

キャリアは父の設計会社 Robert Trent Jones Inc. で始まり、1974年に独立して Rees Jones, Inc. を設立します。事務所は生まれ故郷でもあるニュージャージー州モントクレア。以来、新設・改修・復元を合わせて260を超えるコースに関わってきました。設計の考え方としては、あらかじめ決まった型を持ち込むのではなく案件ごとに解を変える立場を取り、トーナメントで世界の一流を試すだけでなく、一般のゴルファーがプレーできることを同時に成立させることを重視しています。

その名を決定づけたのが、メジャー開催コースの改造の仕事です。1985年にマサチューセッツ州の The Country Club(ブルックライン)に手を入れ、1988年の全米オープンに備えました。埋められていたバンカーの砂を掘り起こし、古い写真をもとにグリーン周りの不規則な起伏を復元し、距離も足すという手法で、この仕事から「オープン・ドクター(The Open Doctor)」と呼ばれるようになります。以後、ミネソタの Hazeltine National(1991年)、ニュージャージーの Baltusrol(1993年)、メリーランドの Congressional(1997年)、ノースカロライナの Pinehurst No.2(1999年)、ニューヨーク州立公園の Bethpage Black(2002年)、カリフォルニアの Torrey Pines South(2008年)と、全米オープンの舞台を続けて手がけました。公式サイトは、全米オープン7会場、全米プロ9会場、ライダーカップ6会場のほか、ウォーカーカップやプレジデンツカップの開催コースに関わったと紹介しています。ジョージア州の East Lake Golf Club の改修も知られた仕事のひとつです。

新設の代表作には、サウスカロライナの Haig Point Club(1986年)、ネバダの Rio Secco Golf Club(1997年)と Cascata(2000年)、アリゾナの Quintero Golf Club(2000年)などがあります。受賞は、1995年の「Golf Architect of the Year」、2004年に全米ゴルフコース管理者協会(GCSAA)のオールド・トム・モリス賞、2013年にアメリカゴルフコース設計家協会(ASGCA)のドナルド・ロス賞、ほかにドン・A・ロッシ賞など。ASGCA の会長も務めました。現在も現役で、事務所にはグレッグ・ミュアヘッド、スティーブ・ワイサー、ブライス・スワンソンらの設計者が加わっています。

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