マーク・ラザート(Mark Rathert)

出身
アメリカ・カンザス州マリオン
学歴
バトラー郡コミュニティカレッジ(1973年)/カンザス州立大学 ランドスケープ・アーキテクチャー(1977年)
設計会社
Rathert International Golf Design(1989年設立)
所属
アメリカゴルフ場設計家協会(ASGCA、1981年〜)
拠点
アメリカ・コロラド州グリーンウッドビレッジ
代表作
Boulder Creek Golf Club(アメリカ・ネバダ州)

マーク・ラザート(Mark F. Rathert)は、アメリカ・カンザス州マリオンで育ったゴルフ場設計者です。地元紙 Marion County Record の2008年の記事によると、小学校のころに一時ウィチタで暮らしたほかは少年時代の大半をマリオンで過ごし、1971年にマリオン高校を卒業しました。1973年にバトラー郡コミュニティカレッジで準学士を、1977年にカンザス州立大学でランドスケープ・アーキテクチャーの学士を優等で取得しています。在学中にはアメリカ造園家協会(ASLA)の全国学生コンペにゴルフ場の設計案で応募し、優勝しました。ゴルフ場を設計する仕事に進むきっかけが、学生時代のこの一作だったことになります。

卒業した1977年、カリフォルニアのロバート・トレント・ジョーンズ・ジュニアの設計事務所に入り、設計の実務を身につけました。その後、JMP Golf Design Group の創業者である J・マイケル・ポエロットと組んで仕事をし、1989年に独立して Rathert International Golf Design を設立します。ASGCA には1981年から所属。同協会の紹介によれば、ラザートはこれまでに10か国・アメリカ国内14州で80を超えるコースを手がけ、15年間にわたって年に250日以上を出張に費やし、累計200万マイル以上を飛びました。現在はデンバー郊外のコロラド州グリーンウッドビレッジを拠点にしています。

作風について、ASGCA は「あらかじめ用意した設計の型を持ち込むのではなく、まず施主が何を求めているかを理解することから始める設計者」として紹介しています。ラザート自身は、流行りのしかけに頼らず、プレーのしやすさと維持管理のしやすさ、そしてプレーヤーが楽しめることを重んじると語っています。代表作とされるネバダ州ボルダーシティの Boulder Creek Golf Club は27ホールの公営コースで、砂漠、涸れ谷(アロヨ)、水辺のオアシスという3つの風景を1か所のなかに造り分けました。ラザートは「ラスベガスの名門クラブにある感触を、公営コースのプレーヤーにも味わってもらうのが狙いだった」と述べています。1967年にエド・オールトが設計した Las Vegas Country Club の大規模な改修も担当しました。アジアでも仕事は多く、GolfPass の設計者別一覧には香港の Clearwater Bay Golf & Country Club や Discovery Bay Golf Club、日本のカレドニアン・ゴルフクラブをはじめとする複数のコース、タイの Lakewood Country Club などが並びます。ただしこの一覧には、独立する前に前の事務所で関わったコースも含まれている点に注意が必要です。

GoGolf に掲載しているコースでは、インドネシアとタイの2コースをラザートが手がけており、どちらも GoGolf で予約できます。インドネシア・西ジャワ州カラワンの Palm Springs Golf & Country Club Karawang Course は、GolfPass によればラザートの設計で1996年の開場。もとは Sedana Golf & Country Club という名前でした。タイ北部チエンライ県の Waterford Valley Chiang Rai も同じ1996年の開場で、こちらは GoGolf のコースページが Rathert International Golf Design の設計としています。パー72、バックティーから6,961ヤードのパークランドコースです。

GoGolfで予約できるラザート設計のコース

当日のティータイムと料金は、各コースのページ、または GoGolf のアプリで確認できます。

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