最終更新日:2026年8月17日
Subhapruek Golf Club(サパプルック・ゴルフクラブ)は、サムットプラーカン県バンボー地区にある18ホール・パー72のゴルフ場です。設計はピート・ダイとペリー・ダイの父子(Pete & Perry Dye)。距離はバックティ約6,837ヤード、クラブティ約6,013ヤード、フロントティ約5,249ヤードです。
ピート・ダイという名前は、ゴルフコース設計の歴史において特別な位置を占めています。TPCソーグラスの17番——水に囲まれたアイランドグリーン——を生み出し、「見た瞬間に緊張させる」設計を確立した人物です。その思想は、このサパプルックにもはっきりと刻まれています。
開場は1993年。当初は Bangna Country Club という名称で、1995年に現在の Subhapruek に改称されました。もとは平坦で湿地の水田だった土地に、豊富なバンカーと、フェアウェイに寄り添うように配された水が与えられています。
そして終盤の3ホールが、このコースの真骨頂です。岩で縁取られたアイランドグリーンの16番、池を巻いて進む17番、そして装飾的な滝のそばで終わる18番。さらにボーナスのパー3「19番」まで用意されています。その日の空き枠と料金は、GoGolfのアプリまたはWebサイトからご確認ください。

料金と予約
ゴルフ場の料金は曜日や祝日、季節、タイミング等により変動します。GoGolfで掲載している料金はできる限りそれらの料金をリアルタイムで反映しているため、詳細はGoGolfのアプリまたはWebサイトを参照ください。
料金サマリー
グリーンフィー+カート/1名あたりTHB2.150to3.350
| 午前 最安 | 午後 最安 | |
|---|---|---|
| 平日 | THB 2.150 | THB 2.150 |
| 土日・祝日 | THB 3.350 | THB 2.500 |
料金カレンダー
9月9日 – 2026年10月6日 · THB土日・祝日料金予約枠なしM=100万THB/午前・午後それぞれの最安値
基本情報
| 所在地 | 102 Village No. 7, Bangna-Trad Road Km. 26, Bang Bo, Samut Prakan 10560 |
|---|---|
| 設計 | Pete & Perry Dye(ピート・ダイ/ペリー・ダイ父子) |
| 開場 | 1993年(当初 Bangna Country Club、1995年に Subhapruek へ改称) |
| ホール | 18ホール・パー72(+ボーナスのパー3「19番」) |
| 距離 | バックティ 約6,837ヤード/クラブティ 約6,013ヤード/フロントティ 約5,249ヤード |
| コースタイプ | 樹々に縁取られたオープンなパークランド。おだやかな起伏で歩きやすい |
| 土地 | もとは平坦で湿地の水田 |
| 特徴 | 豊富なバンカーと、フェアウェイに寄り添う水。とくに終盤で水の比重が高まる |
| 名物ホール | 16番=岩で縁取られたアイランドグリーンのパー3/17番=池を巻くパー4/18番=滝のそばで終わるパー4 |
| 練習環境 | 練習施設あり |
| クラブハウス | 多国籍料理に対応 |
| キャディ・カート | キャディ帯同必須。カート貸出あり |
| スパイク | ノンメタルスパイクのみ |
| 電話 | +66 2 705 6262 |
| 公式サイト | subhapruekgolf.com |
| 料金 | 曜日・季節・時間帯で変動。GoGolfアプリ/サイトで最新料金を確認 |
ピート・ダイという設計家
ピート・ダイ(Pete Dye)は、20世紀後半のゴルフコース設計をもっとも大きく変えた人物の一人です。
彼の名を決定的にしたのが、フロリダのTPCソーグラスに造られた17番のアイランドグリーンでした。水に完全に囲まれた小さなグリーン。距離は短いのに、逃げ場がまったくない。技術ではなく、精神を試すという発想です。
「見せる」ことで難しくする
ダイの設計に一貫しているのは、危険を隠さず、むしろ強調するという手法です。枕木、岩、白い砂。ハザードの輪郭をはっきり見せることで、プレーヤーの意識をそこに集中させる。
そして人は、「避けよう」と思ったものに引き寄せられます。水を意識すればするほど、球は水へ向かう。この心理をコース設計に組み込んだのがダイでした。
父と子の共同作業
サパプルックは、ピート・ダイと息子のペリー・ダイによる設計です。ダイ家はゴルフ建築の一族として知られ、妻のアリス、息子のペリーとP.B.も設計に携わってきました。
もとは平坦で湿地の水田だった土地。そこに豊富なバンカーと水を配置し、視覚的な緊張を作り出す——ダイらしい仕事が、ここでも行われています。

終盤3ホールという設計
サパプルックの構成でもっとも際立っているのが、16番から18番までの3ホールです。水の比重が終盤に向かって高まっていく設計になっています。
16番:岩で縁取られたアイランドグリーン
パー3の16番は、グリーンが水に囲まれ、その縁が岩で仕切られています。この「岩で縁取る」という処理は、ダイの設計に特徴的な手法です。
岩の効果は明快で、水際の位置が正確に見えること。曖昧さがないぶん、距離の計算はしやすくなります。しかし同時に、「ここを外したら終わり」という境界がはっきり示されることにもなります。
攻略法は、距離を合わせることに尽きます。ピンが端に切られている日ほど、グリーンセンターを狙って2パットで上がる組み立てのほうが確実です。
17番:池を巻いて進むパー4
17番は、池を巻くようにレイアウトされたパー4です。ショートカットを狙えば距離を稼げますが、その分だけ水に近づきます。
16番でスコアを守れたかどうかが、このホールの判断に影響します。16番で1打失った直後は、17番で取り返したくなる。その心理こそがダイの狙いです。冷静に刻めるかどうかが問われます。
18番:滝のそばで終わる
最終18番は、装飾的な滝のそばで締めくくられます。視覚的な演出としては最上級で、ラウンドの記憶に強く残る場面になります。
3ホール連続で水と向き合わせ、最後に滝で締める。18ホール全体の物語を終盤に凝縮させるという構成が、このコースの設計意図です。
ボーナスの「19番」
サパプルックには、18ホールに加えてパー3の「19番」が用意されています。
これは正式なスコアには含まれない、いわばおまけのホールです。しかし実際には、グループでラウンドするときの楽しみとして機能します。
同スコアで並んだときの決着をつける、最後にもう1打だけ打ちたい気持ちに応える、あるいは単純に賭けの対象にする。18ホールで終わらせないという遊び心が、このコースの雰囲気をよく表しています。
ロケーションとアクセス
サパプルックは、サムットプラーカン県のバンボー(Bang Bo)地区にあります。住所にある Bangna-Trad Road Km. 26 のとおり、バンナー・トラート通りの26キロ地点です。
この通り沿いは、サムットプラーカン県のゴルフ場が集中している軸です。近隣には Ballyshear Golf Links もあり、都心寄りには Lakewood、Green Valley、Muang Kaew などが並んでいます。複数コースを回る旅程を組みやすいのが、この地域の大きな利点です。
移動手段は、社用車やマイカーのほか、GrabなどBangkokで一般的な配車サービスが便利です。都心からは高速道路とバンナー・トラート通りを使うルートになり、所要時間は交通状況によって変わります。26キロ地点という位置なので、余裕を持った出発をおすすめします。
郊外側のコースになるため、帰りの車の手配もあらかじめ考えておくと安心です。なお、GoGolfでは送迎やシャトルの手配は行っていません。

スコアを作るための考え方
ダイ設計のコースでスコアをまとめる鍵は、視覚的な圧力に判断を歪められないことです。
- 水が見えたら、まず距離を確認する。感覚ではなく数字で判断すれば、圧力は下がります。
- 16番はグリーンセンターを狙う。アイランドグリーンでピンを狙う理由はありません。
- 17番で取り返そうとしない。16番のミスを引きずると、連続で失う展開になります。
- バンカーは避ける前提で組み立てる。数が多いため、入れないことが最大の対策です。
- 終盤に体力を残す。16〜18番で判断力が必要になるので、前半で消耗しないことです。
- 予備のボールを多めに。水がフェアウェイに寄り添う設計なので、現実的な備えです。
距離はバックティで約6,837ヤードと、バンコク近郊では長すぎない部類です。飛距離ではなく、判断で戦えるコースだといえます。クラブティなら約6,013ヤード、フロントティなら約5,249ヤードまで下がります。
よくある失敗と、その避け方
1. 水を意識しすぎて水に入れる
ダイ設計でもっとも多い失敗です。「入れてはいけない」と強く思うほど、体は硬くなり、いつもと違う球が出ます。
対策は、意識の向け先を変えること。「水を避ける」ではなく「グリーンセンターに運ぶ」と考える。同じ状況でも、肯定的な目標を持つほうが体は素直に動きます。
2. 16番でピンを狙う
アイランドグリーンでピンを狙う理由は、ほとんどありません。グリーンに乗せることだけを考える。2パットで上がれば十分だと割り切れば、このホールは決して理不尽ではありません。
3. 終盤に判断力が落ちる
16〜18番は、このコースでもっとも判断が必要な区間です。しかし同時に、もっとも疲労が溜まっている時間帯でもあります。前半で無理をせず、水分と休憩をこまめに取ることが、終盤のスコアを守ります。
4. バンカーを軽く見る
このコースはバンカーが豊富です。1つひとつは致命的でなくても、18ホールで積み重なると数打の差になります。ティグラウンドでバンカーまでの距離を確認し、届かないクラブを選ぶ判断も有効です。
施設とサービス
クラブハウスと食事
クラブハウスは多国籍料理に対応しています。グループでの利用でも全員の好みに合わせやすく、ラウンド後の食事まで一か所で完結させられます。
練習環境
ラウンド前に体をほぐせる練習施設があります。水越えの判断が多いコースなので、スタート前に自分のキャリー距離を確認しておくと、16番のティに立ったときの迷いが減ります。
キャディとカート
キャディの帯同は必須です。水際までの距離やバンカーの位置など、初見では判断しづらい情報を得られます。カートの貸出もあります。
スパイクの規定
ノンメタルスパイクのみ使用できます。
持ち物と準備
- 予備のボール — 水がフェアウェイに寄り添う設計なので、多めに持つと安心です。
- 日焼け止めと帽子 — 必需品です。
- ノンメタルスパイクのシューズ — メタルスパイクは使用できません。
ベストシーズンと時間帯
11月から2月ごろの乾季がもっとも快適で、湿度が下がり、朝夕は涼しさを感じられる日もあります。水景が美しく見える季節でもあります。
3月から5月の暑季は日中の気温が上がるため、早朝スタートを選ぶと消耗を抑えられます。終盤に判断力が必要なコースなので、体力を残せる時間帯を選ぶ意味は大きいといえます。
雨季の6月から10月は、午後に短時間の雨が来る日が中心です。午前に回れば影響を受けにくく、この時期は予約に余裕があります。ただし雨のあとは水位が上がることもあるため、水越えの判断はより慎重にしてください。
どんなゴルファーに向いているか
- 設計家で選びたい人:ピート・ダイ父子の設計を、バンコク近郊で体験できます。
- アイランドグリーンを体験したい人:岩で縁取られた16番は、その日いちばん記憶に残る1打になります。
- 判断力を試したい人:距離ではなく、攻めるか刻むかの選択が結果を決めます。
- 初中級者:フロントティは約5,249ヤードと短めで、ティを選べば無理なく回れます。
- グループ・コンペ利用:多国籍料理のクラブハウスと、決着をつけられる「19番」があります。
- 複数ラウンドを計画する人:バンナー・トラート通り沿いで、近隣コースとの組み合わせが容易です。
一方で、水越えのプレッシャーが苦手な方には、終盤が厳しく感じられるかもしれません。そうした場合こそ、前のティを選び、刻むことを前提に組み立てると、このコースの面白さを損なわずに回れます。

サムットプラーカンの他コースとの違い
バンナー・トラート通り沿いのコースは、それぞれ性格がはっきり分かれています。サパプルックの位置づけを、GoGolfで予約できる同エリアの主なコースと並べてみます。
| Subhapruek Golf Club | バンナー・トラート 26km地点。18ホール(+19番)/パー72/約6,837ヤード。Pete & Perry Dye 設計、1993年開場。16〜18番に水が集中し、滝で締めくくる。 |
|---|---|
| Ballyshear Golf Links | 18ホール/パー71/7,000ヤード超。Gil Hanse 設計、2021年開場。失われた名コース Lido のオマージュ。硬く速いグリーン。 |
| Lakewood Country Club | バンナー・トラート 18km地点。27ホール/パー72/約7,145ヤード。Mike Poellet 設計。Lake/Wood/Rock の3ナイン。 |
| Muang Kaew Golf Course | バンナー・トラート 7.7km地点。18ホール/パー72/約7,015ヤード。都心寄りの立地。砲台グリーンと、前半に集中する水。 |
| Green Valley Country Club | 18ホール/パー72/約7,028ヤード。Robert Trent Jones Jr. 設計、1988年開場。枕木のバンカーと、約3分の2のホールに絡む水。 |
この中でサパプルックが持つ独自性は、終盤への集中です。18ホールを通して均等に難しいのではなく、16・17・18番に物語を凝縮させる。ラウンドの記憶の残り方が、他のコースとは違います。
サムットプラーカンの他コースと組み合わせる
滞在中に複数ラウンドするなら、近隣のコースと組み合わせると移動の負担を抑えられます。
- Ballyshear Golf Links(バリシアー・ゴルフリンクス) — 近隣のバンボー地区。ギル・ハンス設計の話題のコースです。
- Lakewood Country Club(レイクウッド・カントリークラブ) — 27ホール。組み合わせを変えて回れます。
- Muang Kaew Golf Course(ムアンケーオ・ゴルフコース) — 都心寄りの立地。砲台グリーンが特徴です。
- Green Valley Country Club(グリーンバレー・カントリークラブ) — 枕木のバンカーが印象的なコースです。
エリア全体の空き枠と料金はバンコクのゴルフ予約ページから、コースの比較はバンコクのおすすめゴルフコースからご覧いただけます。
まとめ
整理すると、サパプルックを選ぶ理由は次の3点です。
- 設計 — ピート・ダイとペリー・ダイの父子による設計。危険を隠さず、むしろ強調する手法。
- 終盤3ホール — 岩で縁取られた16番のアイランドグリーン、池を巻く17番、滝で終わる18番。
- 遊び心 — ボーナスのパー3「19番」。18ホールで終わらせないという発想。
Subhapruek Golf Club は、1993年開場(当初 Bangna Country Club、1995年改称)の18ホール・パー72、バックティ約6,837ヤード。距離は長すぎず、飛距離ではなく判断で戦えるコースです。
「タイでアイランドグリーンを体験したい」「ダイ設計を回ってみたい」——そう考えている方にとって、バンコク近郊で有力な選択肢になります。その日の空き枠と料金は、GoGolfのアプリまたはWebサイトからご確認ください。
よくある質問
Subhapruek Golf Clubはどこにありますか?
何ホール・パーいくつのコースですか?
設計者は誰ですか?
開場はいつですか?名前が変わったと聞きました。
名物ホールはどこですか?
16番のアイランドグリーンはどう攻めればよいですか?
コースの難しさはどこにありますか?
「19番」とは何ですか?
初心者でもプレーできますか?
練習場はありますか?
食事はできますか?
キャディやカートはどうなりますか?
プレーしやすい季節や時間帯はいつですか?
料金はいくらですか?
送迎はありますか?
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