ジョージ・C・トーマス・ジュニア(George C. Thomas Jr.)

ジョージ・C・トーマス・ジュニア(1921年)
生没年
1873年10月3日〜1932年2月23日
出身
アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア
主な設計コース
Riviera Country Club/Los Angeles Country Club(North Course)/Bel-Air Country Club
著書
Golf Architecture in America(1927年)

ジョージ・C・トーマス・ジュニア(George C. Thomas Jr.)は、1873年10月3日にアメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれたゴルフ場設計者です。父は投資銀行 Drexel & Company の共同経営者で、本人も1907年まで同社で働きました。ゴルフ場の設計は本業とせず、アマチュアの立場で手がけています。ゴルフのほかにバラの育種でも知られ、1,000を超える品種を育て、バラについての本を2冊書きました。第一次世界大戦ではアメリカ陸軍航空部の大尉として従軍しています。

設計者としての出発点は地元フィラデルフィアです。自ら造ったコースを1908年にゴルファーの団体へ売却し、これが現在の Whitemarsh Valley Country Club になりました。ニュージャージー州の Spring Lake Golf Club なども手がけ、同じフィラデルフィアの A・W・ティリングハストやウィリアム・フリンらとともに「フィラデルフィア派」の設計者の一人に数えられます。

1919年にカリフォルニアへ移ると、サンタバーバラの La Cumbre Country Club を皮切りに、カリフォルニアで20を超えるコースを設計しました。代表作は、ロサンゼルスの Los Angeles Country Club の North Course(1921年)と、ウィリアム・P・ベル(William P. Bell)と組んだ Bel-Air Country Club(1926年)、Riviera Country Club です。Riviera は1926年に開場したコースで、クラブの公式サイトはトーマスが設計を無償で引き受けたと紹介しています。Riviera では1948年の全米オープンや、1983年・1995年の全米プロ選手権が開かれ、PGAツアーの Genesis Invitational の会場としても知られます。Los Angeles Country Club の North Course は、2010年にトーマスの1921年の設計に戻す修復が行われ、2023年には全米オープンの舞台になりました。1927年には設計の考え方をまとめた著書『Golf Architecture in America』を出版しています。1932年2月23日、ビバリーヒルズの自宅で亡くなりました。

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