トム・カイト(Tom Kite)

トム・カイト
生年月日
1949年12月9日
出身
アメリカ・テキサス州マッキニー
選手実績
メジャー1勝(1992年全米オープン)/PGAツアー19勝/世界ゴルフ殿堂(2004年)
設計会社
Tom Kite Design
公式サイト
tomkitedesign.com

トム・カイト(Tom Kite)は、1949年12月9日にアメリカ・テキサス州マッキニーで生まれたプロゴルファーで、ゴルフ場設計者です。本名はトーマス・オリバー・カイト・ジュニア(Thomas Oliver Kite Jr.)。テキサス大学では1972年に NCAA 選手権の個人タイトルを、チームメートのベン・クレンショーと分け合いました。同じ1972年にプロへ転向し、PGA ツアーで19勝。メジャーは1992年にペブルビーチで開かれた全米オープンを制しています。1981年と1989年には PGA ツアーの賞金王となり、生涯獲得賞金で600万ドル、700万ドル、800万ドル、900万ドルに最初に到達した選手でもあります。ライダーカップには選手として7回出場し、1997年にはアメリカ代表の主将を務めました。シニアのチャンピオンズツアーでは2000年のザ・トラディションを含む10勝を挙げ、2004年に世界ゴルフ殿堂入りしています。

設計は、設計会社 Tom Kite Design として手がけています。代表作は、ニュージャージー州ジャージーシティの Liberty National Golf Club です。ボブ・カップ(Bob Cupp)と共同で設計し、2006年に開場しました。自由の女神とマンハッタンの摩天楼を望む立地で、PGA ツアーのプレーオフ大会ザ・ノーザン・トラストなどが開かれ、2017年にはプレジデンツカップの舞台にもなりました。同社の公式サイトによると、許可が下りるまでに90を超えるルートの案が検討され、10年を要したといいます。カップとの共同ではテネシー州ナッシュビルの Vanderbilt Legends Club も設計しました。このほか、ロイ・ベクトル(Roy Bechtol)、ランディ・ラッセル(Randy Russell)とともに造ったテキサス州キングスランドの Legends on Lake LBJ、テキサス州カーヴィルの Comanche Trace、ネバダ州リノの Somersett Country Club、ノースカロライナ州ガーナーの Eagle Ridge Golf Club(2000年開場)などが、同社の完成コースとして紹介されています。

設計の考え方について、カイトは公式サイトで、世界の名コースでプレーした経験が伝統的・古典的な設計の原則に触れる機会となり、自分の設計思想をかたちづくったと述べています。そのうえで、どの腕前のゴルファーにも、喜びと刺激と挑戦のある体験を届けたいとしています。同時に手がけるプロジェクトを少数に絞り、設計のすべての段階に自ら関わるのが同社の方針です。現在 GoGolf では、カイトが設計したコースは紹介していません。

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写真:Ted Van Pelt(Flickr)CC BY 2.0