
- 生没年
- 1902年2月27日〜1999年5月13日
- 出身
- アメリカ・ニューヨーク州ハリソン
- 愛称
- The Squire
- 選手実績
- メジャー7勝(史上初のキャリア・グランドスラム)/PGAツアー38勝/世界ゴルフ殿堂(1974年)
- 設計コース
- Sunset Hill Golf Club(1936年)、Slammer & Squire(サム・スニード、ボビー・ウィードと共同、1998年)
ジーン・サラゼン(Gene Sarazen)は、1902年2月27日にアメリカ・ニューヨーク州ハリソンで生まれたプロゴルファーで、ゴルフ場設計者です。本名はエウジェニオ・サラチェーニ(Eugenio Saraceni)。シチリアからの移民の家に育ち、10歳でキャディを始めてゴルフを覚えました。1922年に全米オープンと全米プロを制し、1923年に全米プロ、1932年に全英オープンと全米オープン、1933年に全米プロ、1935年にマスターズで優勝。メジャー7勝を挙げ、四大メジャーすべてに勝つキャリア・グランドスラムを史上初めて達成しました。PGA ツアーでは38勝。ライダーカップには1927年から1937年まで6回続けてアメリカ代表として出場しています。同じ年に生まれたアマチュアのボビー・ジョーンズ、そしてウォルター・ヘーゲンとともに、1920年代のゴルフ界を代表する選手でした。
1932年の全英オープンでは、自ら改良したサンドウェッジを初めて実戦で使い、優勝しています。ソール後方を厚くして砂に潜りにくくしたこのクラブは、現代のサンドウェッジのもとになったとされます。1935年のマスターズでは、最終日の15番ホールで4番ウッドにあたるスプーンで放った第2打がそのままカップに入り、アルバトロス(ダブルイーグル)を記録しました。これで首位に並び、翌日のプレーオフを制しています。15番グリーン手前の橋は、この一打から20年を記念して1955年に「サラゼン・ブリッジ」と名づけられました。1981年から1999年までは、バイロン・ネルソン、サム・スニードとともにマスターズの名誉スターターを務めました。
ゴルフ場設計では、アメリカ・コネチカット州ブルックフィールドの Sunset Hill Golf Club がサラゼンの作品です。9ホールのパブリックコースで、クラブの公式サイトは、1936年にサラゼンの協力を得て設計されたと紹介しています。ブルックフィールドの自宅で過ごす間の練習用として造ったコースで、1930年代の終わりから一般にも開放しました。晩年には、フロリダ州セントオーガスティンの World Golf Village にある Slammer & Squire(1998年開場)の設計に加わっています。クラブの公式サイトによると、このコースは設計家ボビー・ウィードと、サム・スニード(愛称「スラマー」)、サラゼン(愛称「スクワイア」)の3人が手がけたもので、コース名は2人の愛称からとられています。
1992年には、全米ゴルフ協会(USGA)がスポーツマンシップをたたえて贈るボブ・ジョーンズ賞を受け、1974年には世界ゴルフ殿堂入りしました。1999年5月13日にフロリダ州ネープルズで97歳で亡くなりました。現在 GoGolf では、ジーン・サラゼンが設計したコースは紹介していません。
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