最終更新日:2026年8月14日
Kelab Rahman Putra Malaysia(クラブ・ラーマン・プトラ・マレーシア、KRPM)は、セランゴール州スンガイ・ブルオ(Sungai Buloh)にある36ホールのゴルフクラブです。1987年の設立以来、The Lakes と The Hills という性格のまったく異なる2つの18ホール・パー72を擁し、クランバレーでも屈指の難度で知られてきました。
約279エーカーの敷地は、もとはオイルパーム農園。その名残の豊かな樹林に、人工湖と大型バンカー、うねるフェアウェイが組み込まれています。ParGolf 誌の難ホールランキングに複数のホールが選ばれた実績を持ち、腕試しを望むゴルファーが集まる一方、50メートルプールやテニス・スカッシュ、ジムなどを備えた総合クラブとして家族の利用も多い場所です。以下はGoGolfによる詳しいレビューです。

基本情報
| 所在地 | Jalan BRP 2/1, Bukit Rahman Putra, 47000 スンガイ・ブルオ、セランゴール州(マレーシア) |
|---|---|
| 設立 | 1987年(当時の副首相 Tun Ghafar Baba の発案) |
| コース構成 | 36ホール(The Lakes・The Hills の各18ホール・ともにパー72) |
| 距離(The Lakes) | ブルー 約6,121m/ホワイト 約5,749m/レッド 約5,058m |
| 距離(The Hills) | ブルー 約6,047m/ホワイト 約5,742m/レッド 約5,016m |
| 芝 | 両コースともグリーン・フェアウェイにバミューダ |
| 敷地 | 約279エーカー(元オイルパーム農園) |
| 電話 | +60 3-2774 1987 |
| 公式サイト | krpm.com.my |
KRPMが選ばれる3つの理由
性格の異なる2つの本格18ホール、受賞歴に彩られた挑戦性、そして総合的なスポーツ・レクリエーション施設。この3つがKRPMを名門たらしめています。
- 性格の異なる36ホール — ウォーターハザードで知られる The Lakes と、丘陵地形を活かした The Hills。いずれも18ホール・パー72、ブルーティーで6,000メートル超と本格的な距離があり、同じクラブで全く異なるキャラクターのゴルフに挑めます。
- 受賞歴のある挑戦的な名物ホール — The Lakes の2番は ParGolf により「マレーシアで2番目に難しいホール」に複数回選出、The Hills の7Aは「3番目に難しいホール」に選出。腕試しを望むゴルファーに特別な高揚感を与えます。
- 総合スポーツ・レクリエーション施設 — 50メートルプールを含む3つのプール、テニス、スカッシュ4面、ジム、スヌーカー、卓球、宴会場を備え、ゴルフをしない家族も一日過ごせる総合デスティネーションです。
ロケーションとアクセス
Kelab Rahman Putra Malaysiaは、セランゴール州スンガイ・ブルオ(Sungai Buloh)、クランバレー地域に位置します。クアラルンプール中心部から車で約30分、ペタリン・ジャヤやダマンサラからはわずか15分という戦略的立地で、地元住民にも旅行者にもアクセスが容易です。
アクセスは社用車・マイカーのほか、Grab・Gojek等の配車サービスが便利です。比較的静かなスンガイ・ブルオ周辺の環境は、大都市の渋滞や騒音に悩まされることなくプレーを楽しめるという利点があります。クアラルンプールに近く、しかし都会の喧騒から離れた立地が、集中してゴルフに向き合える雰囲気を生み出します。都市圏で交通量が多い時間帯もあるため、時間に余裕を持って移動しましょう。
2つのコース:The Lakes と The Hills

KRPMの最大の強みは、性格の異なる2つの18ホールにあります。The Lakes コースはしばしばマレーシアで最も難しいコースと称され、ほとんどのホールでウォーターハザードが絡みます。距離はブルーティーで約6,121メートル・パー72。ティーからグリーンまで水が続く2番は、ParGolf により「マレーシアで2番目に難しいホール」に複数回選出された難所で、正確なキャリーショットを強います。ヤシ並木と湖の景観の中で戦略が問われる10番は「Super 18 Holes in Malaysia」に選出。そして「Beauty & The Beast」の愛称を持つ15番は、景観の美しさとは裏腹に、ウォーターハザードと高所のティーボックスによって最初の一打から極めてチャレンジングです。
The Hills コースは、丘陵の地形によって The Lakes とは異なる体験を提供します。距離はブルーティーで約6,047メートル・パー72と数字上はほぼ互角ですが、体力の消耗はこちらのほうが大きくなります。上りのフェアウェイ、戦略的バンカー、読みづらいグリーンの組み合わせで最大限の集中を要求する7Aは、ParGolf により「マレーシアで3番目に難しいホール」に選出されました。2コースを1日で回る場合は、体力が残っているうちに The Hills を先に回るという組み立ても選択肢になります。
これら2コースは、かつて油ヤシ農園であった約279エーカーの敷地に造成され、自然植生の名残が豊かなトロピカルの雰囲気を醸します。大型バンカー、うねるフェアウェイ、人工湖などが随所に配され、テクニックと戦略を本気で試したいゴルファーに理想的です。芝は両コースともグリーン・フェアウェイにバミューダを採用しており、熱帯の高温多湿でも安定したコンディションが保たれます。開業当初は27ホールでしたが、需要の高まりに応じて9ホールが追加され、現在の36ホール・コンプレックスへと発展しました。
どちらを回るか迷ったときの目安を挙げておきます。ショットの精度に自信があり、腕試しをしたい日は The Lakes。水を越える場面が繰り返し訪れるため、キャリーの計算とクラブ選択が正確なほど報われます。逆に、ドライバーの当たりに波がある日や、同伴者のレベルがばらつくコンペでは The Hills のほうがまとまりやすいでしょう。池に落とせば即ペナルティという The Lakes に対し、The Hills はミスの多くがラフや傾斜地で済み、リカバリーの余地が残されているからです。ただしグリーンの読みづらさは The Hills のほうが上で、パット数は増える傾向にあります。「大叩きの The Lakes、小さな失点が積み重なる The Hills」という違いを頭に入れておくと、スコアの組み立てがしやすくなります。
クラブハウスと施設

挑戦的なコースに加え、KRPMはプレー体験を支えるプレミアムな設備を備えています。エレガントなスタイルのクラブハウスには複数のダイニングがあり、ローカル・インターナショナル料理を提供。ビュッフェの美味しさ、快適な雰囲気、フレンドリーなスタッフ対応が高く評価され、コースの美しい眺望を楽しみながらプレー後にくつろげます。宴会場と会議室も備え、企業イベントや式典にも対応します。
ゴルフ以外のスポーツ施設は、クランバレーのクラブの中でも充実した部類です。公式に案内されているものだけでも、オリンピックサイズ(50メートル)のプール・レジャープール・幼児用プールの3種、テニスコート2面、スカッシュコート4面、ジムナジウム、スヌーカールーム、卓球、カードルーム、児童室・図書室が揃います。家族で訪れて、大人がラウンドしている間に子どもがプールで過ごすといった使い方ができるのは、36ホールクラブならではの余裕です。
サービス面では、戦略面をサポートするプロフェッショナル・キャディ、フェアウェイに乗り入れずトラックのみで運用されるバギー(ゴルフカート)、ゴルフクラブやシューズのレンタル、清潔で快適な更衣室・シャワー・ロッカーが用意されています。多くのソーシャルイベントやローカルトーナメント、家族向けイベントが開催され、コミュニティ精神が強く感じられるのもKRPMの魅力です。
1987年という設立年は、クランバレーのゴルフクラブの中でも早い部類に入ります。当時のスンガイ・ブルオは、まだ首都圏の外縁にある油ヤシ農園地帯でした。その土地を36ホールと総合スポーツ施設に作り変え、周囲に住宅地(ブキット・ラーマン・プトラ)が育っていったという順序は、KRPMが単なるゴルフ場ではなく地域のコミュニティ施設として設計されたことを物語っています。プールや児童室、図書室といった、ゴルフ場には必須でない設備が揃っているのもそのためです。週末のクラブハウスに家族連れが多いのは、開業から40年近く続いてきたこの性格の名残でもあります。訪問者としてラウンドする場合も、こうした背景を知っておくと、クラブ全体の雰囲気の理由が腑に落ちるはずです。
印象的なゴルフ体験
KRPMでのラウンドは、性格の異なる2つの世界を巡る特別な体験です。The Lakes で水を越える正確性を試され、The Hills で丘陵の起伏と読みづらいグリーンに挑む——受賞歴のある名物ホールの数々が、一打ごとに戦略的思考を求めます。2番の水越え、15番「Beauty & The Beast」の高所ティー、7Aの上りとグリーン。どれもラウンド後の話題になるホールで、コンペや仲間内のラウンドでは自然と会話が生まれます。都会の喧騒から離れた静けさの中で真剣なゴルフに没頭し、ラウンド後はエレガントなクラブハウスでくつろぐ。挑戦性、静けさ、そして充実した設備が一体となった、クランバレー屈指の名門デスティネーションです。
近隣のコースと組み合わせる
スンガイ・ブルオはクアラルンプール首都圏の北西にあたり、車で20〜40分の圏内に名門コースが集まっています。難度や設計者の違いで選ぶと、滞在中のラウンドに変化をつけられます。
- Saujana Golf & Country Club — シャーアラム方面の名門。Ronald Fream 設計の2コースで、KRPMと並ぶ難度で知られます。
- Glenmarie Golf & Country Club — 同じく36ホールのクラブ。2コースの比較を楽しみたい人に。
- Templer Park Country Club — ラワン方面。尾崎将司が関わった、石灰岩の山を望むコースです。
ほかのコースは GoGolfのゴルフ場一覧から探せます。
周辺とクアラルンプールの楽しみ方
スンガイ・ブルオ(Sungai Buloh)は、クアラルンプール首都圏の北西に位置し、ペタリン・ジャヤやダマンサラといった商業・住宅エリアに近い立地です。周辺にはショッピングモールやレストランが揃い、ゴルフの前後に食事やショッピングを楽しめます。また、スンガイ・ブルオは自然公園や湿地保護区にも近く、緑を感じられる落ち着いた環境も魅力のひとつです。クアラルンプール中心部やペタリン・ジャヤへのアクセスも良いため、都市観光と組み合わせやすく、KL近郊の他コースと合わせたゴルフ三昧の行程にも組み込みやすいのが魅力です。
プレー前に知っておきたいこと
- アクセス:社用車・マイカー、またはGrab・Gojek等の配車サービスが便利。KL中心部から車で約30分、ペタリン・ジャヤ/ダマンサラから約15分。都市圏で交通量が多いため時間に余裕を。
- コース選択:ウォーターハザードの The Lakes と、丘陵の The Hills。実力や好みに応じて選べます。来場前に回るコースを確認しましょう。
- コース特性:マレーシア屈指の難度で、両コースともブルーティーで6,000メートルを超えます。The Lakes は水、The Hills は起伏と読みづらいグリーンが効きます。特に The Lakes の2番・15番、The Hills の7Aは要注意。飛距離より正確性と戦略が鍵です。
- 会員制:メンバーシップ制のクラブです。ビジター利用の可否や条件は来場前にご確認ください。
- キャディ・カート・服装:プロフェッショナル・キャディやバギー、レンタル用品の有無・詳細は来場前にご確認ください。バギーはトラックのみの運用です。襟付きシャツ・ゴルフ用パンツ・シューズが基本で、日差し・水分対策も忘れずに。
よくある質問
Kelab Rahman Putra Malaysiaとはどんなゴルフ場ですか?
設立年・歴史は?
何ホール・何コースありますか?距離は?
2つのコースの違いは何ですか?
名物ホール・難しいポイントは?
どこにありますか?
初心者でも楽しめますか?
芝の種類は?
どんな施設がありますか?
家族連れでも楽しめますか?
会員制ですか?ビジターでもプレーできますか?
アクセス方法は?(送迎はありますか?)
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