最終更新日:2026年8月14日
Bukit Jalil Golf & Country Resort(ブキット・ジャリル・ゴルフ&カントリーリゾート、BJGCR)は、クアラルンプールの高級住宅地ブキット・ジャリルに広がる、約165エーカーの18ホール・パー72のコースです。設計はオーストラリアのコース建築家 Max Wexler。都心にありながら熱帯の緑に包まれ、クランバレーで最も話題にのぼるコースのひとつとして知られてきました。
クアラルンプール中心部から約15分、クアラルンプール国際空港(KLIA)からも約30分。小川と池を巧みに使ったレイアウトは「タフだが萎縮させない」と評され、ゴルフだけでなくプール・テニス・スカッシュ・ジムなどを備えた総合クラブとして、家族連れや企業イベントにも使われています。以下はGoGolfによる詳しいレビューです。

基本情報
| 所在地 | Jalan Jalil Perkasa 3, Bukit Jalil, 57000 クアラルンプール(マレーシア) |
|---|---|
| 設計 | Max Wexler(オーストラリア) |
| ホール/パー | 18ホール・パー72 |
| 距離 | 約5,928メートル(公式ホール別距離の合計) |
| 敷地 | 約165エーカー |
| 最難ホール(インデックス1) | 5番パー4(381メートル) |
| コースタイプ | パークランド(緩やかな起伏・住宅地の中)/ナイター設備あり |
| 電話 | +60 3-8994 1600(ゴルフ予約 +60 3-8996 1468) |
| 運営 | Berjaya Clubs(Berjaya Hartanah Berhad) |
| 公式サイト | berjayaclubs.com/jalil |
Bukit Jalilが選ばれる3つの理由
都心からの圧倒的な近さ、水を巧みに使った戦略的なレイアウト、そしてゴルフ以外も充実した総合施設。この3つがBJGCRの魅力です。
- 都心から約15分の好立地 — 高級住宅地ブキット・ジャリルに位置し、クアラルンプール中心部から約15分、KLIAから約30分。MEX・KESAS・LDP といった主要道路に直結し、Bukit Jalil LRT駅も近く、車がなくてもアクセスしやすい立地です。
- 水と起伏を活かした18ホール — Max Wexler 設計のパー72は、公式のホール解説を数えると18ホール中10ホールで小川・池・運河が絡みます。飛距離だけでなく、キャリーの計算と方向性が問われます。
- ゴルフ&ライフスタイルセンター — プール、ジム、テニス・スカッシュ・バドミントン・バスケットボール、サウナ、ゴルフアカデミー、レストランを備え、家族連れや企業イベントにも対応。都心の緑のオアシスとして親しまれています。
ロケーションとアクセス
Bukit Jalil Golf & Country Resortは、クアラルンプールの高級住宅地ブキット・ジャリル(Bukit Jalil)に位置します。クアラルンプール中心部から約15分、クアラルンプール国際空港(KLIA)からも約30分という好立地です。ショッピングモールやオフィスエリア、住宅街にも近く、ゴルフとビジネス・家族レジャーを組み合わせやすいエリアです。
アクセスは社用車・マイカーのほか、Grab・Gojek等の配車サービスが便利です。MEXハイウェイ・KESAS・LDP といった主要道路が直結しているため移動は容易。公共交通機関を使う場合も、リゾートからほど近い Bukit Jalil LRT駅が便利で、車を持たない来訪者でもアクセスできます。都市圏で交通量が多いため、時間に余裕を持って移動しましょう。
コース設計(Max Wexler)と特徴

BJGCRのコースは、オーストラリア出身のコース建築家 Max Wexler の設計です。クラブ自身が「タフだが萎縮させない(tough but not daunting)」と表現するとおり、経験を積んだゴルファーにも手応えを与えながら、初中級者を追い返さない絶妙なバランスに仕上げられています。165エーカーの敷地は緩やかにうねり、公式のホール別距離を合計すると18ホールで約5,928メートル・パー72。数字上は長大ではありませんが、平坦なホールがほとんどない点が難度を押し上げています。
このコースの主役は水です。敷地内を小川と運河が縦横に走り、公式のホール解説で水に言及があるのは18ホール中10ホール。しかもその多くが「ティーショットのキャリーを試す」タイプで、飛ばす/刻むの判断を序盤から迫られます。インデックス1(最難)は5番パー4・381メートルで、左のフェアウェイバンカーを越えられるかどうかがその後のアプローチの難度を決めます。
印象に残るホールもはっきりしています。1番パー4はいきなり丘の上のティーから150メートルのキャリーで小川を越える設定。13番パー3・120メートルは右に深い渓谷が口を開け、グリーンは強い打ち下ろしという、コース随一のドラマチックな一打です。15番パー4のティーグラウンドはコースの最高地点にあり、眺望を楽しんでから打てる数少ないホール。そして17番パー5・495メートルは150メートルの池越えのあと、左→右と二度折れるダブルドッグレッグ。締めくくりの18番パー4・350メートルは、高い位置のティーから約190メートル先の小川を越え、そこから打ち上げでバンカーに囲まれたグリーンを狙う構成で、上級者の間では「スイングの真価が問われるホール」として語られてきました。
前後半のバランスも特徴的です。公式のホール別距離から計算すると、アウトは約3,081メートル・パー36、インは約2,847メートル・パー36。前半のほうが230メートルほど長く、7番パー4(400メートル)や9番パー5(460メートル)といった長いホールが集中します。対して後半は距離が短くなる代わりに、13番の渓谷越えパー3、16番の運河越えパー3(177メートル)、17番のダブルドッグレッグ、18番の打ち上げと、正確性を問うホールが後半に固まる設計です。前半で作った貯金を後半に守り切れるかどうかが、このコースのスコアメイクの分かれ目になります。
パー3が4ホールとも性格を変えているのも面白いところです。4番(190メートル)はドローで攻めたい長いパー3、8番(128メートル)は逃げ場との間に水が横たわる神経戦、13番(120メートル)は右の渓谷と打ち下ろし、16番(177メートル)は運河と大きなバンカー越え。距離も要求される球筋もすべて異なるため、ショートホールでスコアを崩す人にとっては、いい練習台になるコースでもあります。
クラブハウスと施設

BJGCRは、単なるゴルフコースではなく総合カントリークラブです。公式に案内されている施設は、スイミングプール、テニス、スカッシュ、エアロビクスルーム、卓球、スヌーカー、ジム、バドミントン、バスケットボール、ゲームルーム、児童用プレイグラウンド、ドライビングレンジ、サウナと多岐にわたります。プールはオリンピックサイズのレーンに加えて子ども用の浅いプールとスライダーを備え、週末は家族連れでにぎわいます。テニスは屋根付きのクレーコート4面、スカッシュは3面。コーチングにも対応しています。
ラウンド後の食事は、ゴルフウィングにあるオープンエアのレストラン Oasis・ゴルファーズラウンジ。朝食からディナーまで通し営業で、ウェスタンとマレーシア料理、軽食が揃います。コースの緑を望む眺望に加え、大型プロジェクターと音響設備、少人数向けのVIPルーム2室があり、ラウンド後の表彰式や小規模な打ち合わせにも使えます(月曜定休)。宴会場では結婚式やセミナー、企業イベントにも対応しています。
クラブはメンバーシップ制を採っており、会員種別や入会手続き、他クラブとの相互利用(レシプロカル)の案内は公式サイトに掲載されています。レッスンのプログラムも用意されているため、KL滞在が長い駐在員が腕を上げる場としても選ばれてきました。ビジターとしてプレーできるかどうかは時期や曜日によって運用が変わるため、来場前にクラブへ確認するのが確実です。
トロピカルな雰囲気と印象的なゴルフ体験
BJGCRの大きな魅力は、大都市の中にありながら静かで心地よい雰囲気です。ヤシの木とトロピカルな低木、うねる地形に囲まれた緑のオアシスは、都心の喧騒から気持ちを切り替えさせてくれます。生い茂った樹木がフェアウェイに木陰をつくり、芝の香り、そよぐ風、野鳥のさえずりが多感覚的な体験をもたらします。1番の小川越えで始まり、13番の渓谷、15番の眺望、17番のダブルドッグレッグ、そして18番の打ち上げで締めくくる流れは、ラウンドの起伏としてもよくできています。都心から近いという理由だけでなく、この構成の良さゆえにリピーターが多いコースです。165エーカーという敷地は、KL近郊の18ホールとしては決して広くありません。それでも単調に感じさせないのは、水の使い方と高低差、そしてパー3の性格分けで変化を作っているからです。コミュニティの集まりやチャリティトーナメント、企業ゴルフの会場としても定番になっています。
近隣のコースと組み合わせる
ブキット・ジャリルはクアラルンプール南部の入口にあたり、車で30分前後の圏内に性格の異なるコースが揃っています。滞在中に複数ラウンドを組むなら、次の組み合わせが取りやすいでしょう。
- Kinrara Golf Club — プチョン。小川とドッグレッグで組み立てる、同じく都市型の18ホールです。
- The Mines Resort & Golf Club — 錫鉱山跡地を使ったロバート・トレント・ジョーンズ Jr. 設計。水の使い方の対比が楽しめます。
- TPC Kuala Lumpur — トーナメント開催コース。難度を一段上げたい日に。
ほかのコースは GoGolfのゴルフ場一覧から探せます。
周辺とクアラルンプールの楽しみ方
ブキット・ジャリルは、統合された公共交通機関へのアクセスが良く、ショッピングモールやオフィス、高級住宅街に近い発展著しいグリーンエリアです。国立競技場を擁する Bukit Jalil National Sports Complex や大型モールも近く、ゴルフの前後に観光・ショッピング・グルメを楽しめます。KLの象徴であるペトロナスツインタワーやブキッ・ビンタンの繁華街へも短時間でアクセスでき、都市観光とゴルフを1日にまとめやすいのも都心コースならではの利点です。
プレー前に知っておきたいこと
- アクセス:社用車・マイカー、またはGrab・Gojek等の配車サービスが便利。KL中心部から約15分、KLIAから約30分。MEX・KESAS・LDP経由、Bukit Jalil LRT駅も近接。都市圏で交通量が多いため時間に余裕を。
- コース特性:18ホール中10ホールで小川・池・運河が絡みます。特に1番・17番・18番はキャリーの計算が必要です。飛距離より正確性とコースマネジメントが鍵になります。
- 難所:インデックス1は5番パー4(381メートル)。13番パー3は右の渓谷と強い打ち下ろしで距離感が狂いやすいホールです。
- 施設:プール、ジム、テニス・スカッシュ・バドミントン、サウナ、ゴルフアカデミー、レストラン、宴会場を併設。ゴルフをしない同伴者や家族も過ごせます。
- レストラン:ゴルフウィングの Oasis は月曜定休、朝7時から営業。ラウンド後の食事を予定する場合は曜日にご注意ください。
- キャディ・カート・服装:キャディやカート、レンタル用品の有無・詳細は来場前にご確認ください。襟付きシャツ・ゴルフ用パンツ・シューズが基本で、日差し・暑さ対策と水分補給も忘れずに。
よくある質問
Bukit Jalil Golf & Country Resortとはどんなゴルフ場ですか?
設計者は誰ですか?
何ホールありますか?距離は?
どこにありますか?クアラルンプール中心部からどのくらいですか?
コースの特徴は何ですか?
難しいポイント・注目ホールは?
初心者でも楽しめますか?
どんな施設がありますか?
レストランはありますか?
家族連れやイベントでも利用できますか?
ナイターでプレーできますか?
アクセス方法は?(送迎はありますか?)
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