Templer Park Country Club(テンプラーパーク・カントリークラブ)|ラワンのゴルフ場|GoGolf

最終更新日:2026年8月11日

Templer Park Country Club(テンプラーパーク・カントリークラブ、TPCC)は、マレーシア・セランゴール州ラワン(Rawang)にある18ホール・パー72のゴルフクラブです。そびえ立つ石灰岩の丘 Bukit Takun(タクン丘)を背景に、Kentaro Sato と尾崎将司(ジャンボ尾崎)が1991年に設計。ブラックティーからの距離は7,143ヤードで、景観の美しさと本格的な戦略性を併せ持つことから「マレーシアでもっともフォトジェニックなゴルフコース」とも呼ばれます。

1991年4月27日に開場したTPCCは、マレーシアで初めて日本人が所有・運営したゴルフ場であり、バギー、女性キャディ、ナイトゴルフをいち早く導入したパイオニアでもあります。ロッカールームには日本式の温浴施設を備え、レストランでは日本食も提供。マレーシアン・オープンを3度開催した実力と、日本のゴルフ文化が交わる稀有なコースです。以下はGoGolfによる詳しいレビューです。

テンプラーパーク・カントリークラブ(マレーシア・セランゴール州ラワン)と石灰岩の丘ブキッタクン

基本情報

所在地Jalan Rawang、48000 ラワン(Rawang)、セランゴール州/マレーシア
設計Kentaro Sato + 尾崎将司(ジャンボ尾崎)/1991年
開場1991年4月27日
コース構成18ホール・パー72
距離ブラック 7,143ヤード/ブルー 6,725ヤード/ホワイト 6,343ヤード/レッド 5,480ヤード
グリーン:サティティ芝/フェアウェイ:バミューダ
特徴Bukit Takun の石灰岩景観、日本式の温浴施設、マレーシア初の日本人所有ゴルフ場
大会実績マレーシアン・オープン開催(1995年・1996年・2000年)
電話+60 3-6091 9111/+60 3-6091 9617

TPCCが選ばれる3つの理由

他に代えのきかない石灰岩の景観、国際大会を開催した本格設計、そして日本のゴルフ文化が息づく設備。この3つがTPCCを個性豊かな名門たらしめています。

  1. Bukit Takun の壮大な景観 — コース全体が石灰岩の丘 Bukit Takun に囲まれ、朝は霧、夕方は金色の夕陽がドラマチックな表情を生みます。マレーシアでもっともフォトジェニックと称される、他では味わえない雰囲気です。
  2. マレーシアン・オープン開催の本格コース — Kentaro Sato と尾崎将司が設計した18ホール・パー72は、1995年・1996年・2000年にマレーシアン・オープンを開催。ブラックティーから7,143ヤードと、上級者にも十分な距離があります。
  3. 日本のゴルフ文化のエッセンス — マレーシアでは珍しい日本式の温浴施設をロッカールームに備え、レストランでは日本食も提供。日本人所有第1号として、バギー・女性キャディ・ナイトゴルフを先駆けて導入した歴史を持ちます。

自然の主役:石灰岩の丘 Bukit Takun

TPCCのもっとも際立った要素は、その圧倒的な自然景観です。コース全体が Bukit Takun(タクン丘)に囲まれており、高くそびえる石灰岩の崖のような独特の地形が、ゴルフ場の中心に立つ視覚的なアイコンになっています。単に目を楽しませる背景というだけでなく、マレーシアの他のゴルフ場ではなかなか味わえない独自の空気感を生み出しているのが特徴です。

この丘は、プレーするたびに違う表情を見せます。朝は丘を包み込む薄い霧が幻想的な印象をつくり、夕方には夕陽の金色の光が差し込んでドラマチックな雰囲気に変わります。同じホールでも時間帯によってまったく別の景色に見えるため、何度訪れても新鮮です。多くのゴルファーがTPCCを「マレーシアでもっともフォトジェニックなゴルフコース」と呼ぶのも、この存在感あってのことでしょう。

Bukit Takun 自体は Templer Park 森林保護区の一部であり、周辺の生態系のバランスを守るために保全されています。野鳥のさえずり、丘の斜面から聞こえる水のせせらぎ、そして自然の植生がもたらすひんやりとした空気。こうした要素が重なることで、TPCCの雰囲気はきわめて爽やかで、ゴルフをせずに見学やクラブハウスでのランチだけを楽しむ来訪者にとっても心地よい空間になっています。ロッククライミングやトレッキングの名所としても知られ、ゴルフ以外の目的で訪れる人も少なくありません。

ロケーションとアクセス

Templer Park Country Club は、セランゴール州ラワン(Rawang)の Jalan Rawang 沿い、郵便番号48000のエリアに位置します。クアラルンプール中心部から車でおよそ30分。都市に滞在しながら自然の中でゴルフを楽しみたい人にとって、これ以上ないロケーションです。コースは常緑の Templer Park 森林保護区に隣接しており、ゲートをくぐると市街地の喧騒が消えます。

アクセス手段は社用車・マイカー、または Grab などの配車サービスが現実的です。クアラルンプール中心部やセラヤン方面から幹線道路で直結しており、企業のエグゼクティブ、プロアスリート、海外からのゴルフ観光客まで幅広い層が訪れます。朝のティータイムに合わせる場合は、KL近郊の交通量を見込んで早めに出発することをおすすめします。北へ少し足を延ばせばバトゥ洞窟などクアラルンプール北部の名所もあり、観光と組み合わせやすい立地です。

コース設計と特徴

テンプラーパーク・カントリークラブのコースと石灰岩の崖

TPCCのコースは、かつて採石場として使われていた土地の上に造られ、自然にできた平坦なエリアと起伏のあるエリアが組み合わさった地形が特徴です。設計は Kentaro Sato と、日本を代表するプロゴルファーである尾崎将司が1991年に手がけました。実戦のプレー感覚がそのまま設計に持ち込まれているため、視覚的に美しいだけでなく、技術的にもやりがいのある仕上がりになっています。グリーンはサティティ芝、フェアウェイはバミューダで整えられています。

前半9ホールは比較的フラットで、リスクを抑えながらスコアをつくるチャンスがあります。ただしフェアウェイの幅はそれほど広くなく、戦略的に配置されたバンカーもあるため、正確なショットが要求されます。ウォームアップと、無理のないリスクテイクに向いた区間といえるでしょう。

一方、後半9ホールはより起伏のある地形に配置され、プレーは一段と複雑になります。高低差への対応、狭い角度で攻める場面、そして風向きを読む力が問われます。ティーショットからグリーンまで一貫したボールコントロールが必要で、点在するウォーターハザードや、ティーからは見えにくいバンカーへの注意も欠かせません。チャンスホールではしっかりスコアを狙い、リスクの高いホールでは堅実にまとめる——このメリハリのあるマネジメントがスコアメイクの鍵になります。

ブラックティーからは7,143ヤードまで伸びる一方、ブルー6,725ヤード、ホワイト6,343ヤード、レッド5,480ヤードと4段階のティーが用意されており、実力に応じて難易度を選べます。コースコンディションと芝の手入れの良さは国内外のゴルファーから高く評価されており、石灰岩の丘を望む景観美とあいまって、飛距離だけでは通用しない「考えるゴルフ」を存分に味わえます。

歴史と革新の歩み

Templer Park Country Club が一般公開されたのは1991年4月27日のことです。TPCCを開場当初から際立たせていたのは、その革新的な取り組みでした。まず、マレーシアで初めて日本人投資家によって所有・運営されたゴルフ場であったこと。そして当時のマレーシアのゴルフ業界では珍しかったバギーの導入や、女性キャディの採用を先駆けて実施したことです。

さらに、最初の9ホールでナイトゴルフを導入したことでも知られています。日中の暑さを避けたいプレーヤーや、仕事帰りにラウンドしたい層にも門戸を開いた、柔軟でインクルーシブなゴルフスタイルのパイオニアでした。こうした取り組みは、当時のマレーシアのゴルフ場運営に少なからぬ影響を与えています。

競技面でも実績を残しています。1995年・1996年・2000年の3度にわたりマレーシアン・オープンの開催地となり、国際的な一流大会を運営できるチャンピオンシップコースとしての実力を証明しました。開場から30年以上を経たいまも、こうした先駆性と自然を活かした設計哲学はTPCCの個性として受け継がれています。日本とマレーシアのゴルフ文化が交わる稀有な場所として、マレーシアのゴルフ発展史の一部を形づくってきた存在です。

クラブハウスと日本式の温浴施設

テンプラーパーク・カントリークラブのクラブハウス

国際基準のゴルフクラブとして、TPCCはプレーを快適にする設備を一通り備えています。落ち着いたクラブハウス、プロショップ、ゴルフカート(バギー)、シューズやキャディのレンタルといった基本設備に加え、特筆すべきはマレーシアのゴルフ場ではまだ珍しい日本式の温浴施設です。

この温浴施設は男女それぞれのロッカールームに用意され、Templer Park 森林周辺の石灰岩の丘から流れる天然水を利用しています。ゴルフ後の筋肉の疲れを和らげ、血行を促進すると親しまれており、常連メンバーのお気に入りであると同時に、初めて訪れるゲストにとっては嬉しいサプライズになっています。18ホールを歩いたあとの一風呂は、日本のゴルフ場に慣れた人ほど価値が分かるはずです。

クラブハウス内のレストランではローカル料理と日本食の両方が提供されます。TPCCが単なるスポーツ施設ではなく、印象的なダイニング体験もできる場所であることを物語る部分です。ミーティングルームのレンタルやケータリングサービスも用意されており、社内コンペやカンパニーアウティングといった大規模なイベントにも対応できます。

印象的なゴルフ体験

TPCCでのラウンドは、五感で楽しむゴルフ体験です。Bukit Takun の石灰岩の崖を仰ぎ、朝霧や夕陽が生むドラマチックな景観の中でプレーし、上がったあとは日本式の温浴施設で疲れを癒す——「まるで日本のゴルフリゾートにいるようだ」と表現する来訪者も少なくありません。

丁寧なサービス、礼節あるスタッフ、そして自然保護区ならではの爽やかな空気。野鳥のさえずり、丘の斜面から聞こえる水のせせらぎ、植生がもたらすひんやりとした空気が、一打ごとに感覚を刺激します。景観、コース設計、設備、自然の雰囲気のすべてが揃った「自然と一体化したゴルフ体験」を求める人にとっての第一候補であり、インスタ映えする背景を求める層にも、プロトーナメントやソーシャルゴルフイベントの舞台としても支持されてきました。

周辺とクアラルンプールの楽しみ方

ラワン(Rawang)/セラヤン一帯は、Templer Park 森林保護区や滝、洞窟といった自然観光スポットが点在するエリアです。ゴルフと自然観光を組み合わせた滞在が楽しめます。Bukit Takun はロッククライミングやトレッキングの名所としても知られ、アクティブ派にも人気があります。

周辺にはラワンやセラヤンの街並みが広がり、ローカルグルメや市場を楽しめます。少し足を延ばせば、石灰岩の洞窟寺院として有名なバトゥ洞窟などクアラルンプール北部の名所へもアクセス可能。クアラルンプール中心部までも車で30分前後のため、都市観光や食事・ショッピングと組み合わせやすいのが魅力です。複数日程を組むなら、Saujana Golf and Country ClubTPC Kuala LumpurThe Mines Resort and Golf Club と組み合わせた行程が定番です。ほかのコースはGoGolfのゴルフ場一覧からもご覧いただけます。

プレー前に知っておきたいこと

  • アクセス:社用車・マイカー、または Grab 等の配車サービスが便利。クアラルンプール中心部から車で約30分、Jalan Rawang(48000 Rawang)。KL近郊は交通量が多いため時間に余裕を持って移動しましょう。
  • コース特性:前半9ホールは比較的フラット、後半9ホールは起伏が増します。狭めのフェアウェイ、戦略的なバンカー、ウォーターハザード、ティーから見えにくいバンカーが効きます。クラブ選択と風読みが鍵です。
  • ティー選択:ブラック7,143/ブルー6,725/ホワイト6,343/レッド5,480ヤードの4段階。実力に合ったティーを選ぶとスコアも景観も楽しめます。
  • グリーン:サティティ芝のグリーンはマレーシアでも独特です。練習グリーンでタッチを合わせてからスタートしましょう。
  • 温浴施設:ロッカールームに日本式の温浴施設があり、ラウンド後のリラクゼーションに最適です。
  • ナイトゴルフ:前半9ホールでナイトゴルフを導入した歴史があります。夜間の運用状況は来場前にご確認ください。
  • キャディ・カート・服装:キャディやバギー、レンタル用品の運用は変更されることがあります。襟付きシャツ・ゴルフ用パンツ・シューズが基本で、日差しと水分の対策も忘れずに。

よくある質問

Templer Park Country Clubとはどんなゴルフ場ですか?
マレーシア・セランゴール州ラワンにある18ホール・パー72のゴルフコースです。石灰岩の丘 Bukit Takun を背景に、Kentaro Sato と尾崎将司が1991年に設計しました。マレーシアで初めて日本人が所有・運営したゴルフ場で、日本式の温浴施設を備えることでも知られています。
設計者・開場年は?
Kentaro Sato と、日本を代表するプロゴルファーである尾崎将司(ジャンボ尾崎)が1991年に設計しました。一般公開は1991年4月27日です。実戦のプレー感覚が設計に持ち込まれており、美しい景観だけでなく戦略性の高いレイアウトになっています。
何ホール・何ヤードありますか?
18ホール・パー72です。距離はブラックティー7,143ヤード、ブルー6,725ヤード、ホワイト6,343ヤード、レッド5,480ヤードの4段階から選べます。前半9ホールは比較的フラット、後半9ホールは起伏のある地形が特徴です。
グリーンやフェアウェイの芝は何ですか?
グリーンはサティティ芝、フェアウェイはバミューダです。マレーシアでも独特のグリーンのため、スタート前に練習グリーンでタッチを合わせておくとスコアをまとめやすくなります。
どこにありますか?
クアラルンプールの北側、セランゴール州ラワン(Rawang)の Jalan Rawang 沿い、郵便番号48000のエリアに位置します。クアラルンプール中心部から車で約30分でアクセスできます。
Bukit Takunとは何ですか?
コースを取り囲むように立つ石灰岩の丘で、Templer Park 森林保護区の一部です。高くそびえる崖のような独特の地形が視覚的なアイコンとなり、朝の霧や夕方の金色の光がドラマチックな景観を生みます。ロッククライミングやトレッキングの名所としても知られています。
コースの特徴は何ですか?
かつての採石場跡に造られ、平坦なエリアと起伏のあるエリアが組み合わさっています。前半は比較的フラットながら狭めのフェアウェイと戦略的なバンカー、後半は高低差と狭い攻め口が特徴です。ウォーターハザードやティーから見えにくいバンカーへの注意と、風読み・クラブ選択が求められます。チャンスホールでは積極的に、リスクの高いホールでは堅実にと、メリハリのあるマネジメントがスコアメイクの鍵になります。
トーナメント開催実績はありますか?
1995年・1996年・2000年の3度にわたりマレーシアン・オープンを開催しました。国際的な一流大会を運営できるチャンピオンシップコースとしての実力を示しています。
温泉があると聞きましたが本当ですか?
マレーシアのゴルフ場では珍しい日本式の温浴施設が、男女それぞれのロッカールームに用意されています。Templer Park 森林周辺の石灰岩の丘から流れる天然水を利用しており、ゴルフ後の疲労回復や血行促進に役立つと親しまれています。日本のゴルフリゾートのような滞在感を演出する、TPCCならではの設備です。
初心者でも楽しめますか?
楽しめます。前半9ホールは比較的フラットでウォームアップに向いています。レッドティーやホワイトティーを選び、狭めのフェアウェイやバンカー、後半の起伏では無理をせず安全なルートを意識すると、美しい景観を楽しみながらラウンドできます。ラウンド後は温浴施設で疲れを癒せるのも魅力です。
どんな施設がありますか?
クラブハウス、プロショップ、ゴルフカート(バギー)、シューズ・キャディのレンタル、日本式の温浴施設、ローカル料理と日本食を提供するレストラン、ミーティングルーム、ケータリングサービスなどを備えています。
なぜ日本文化の要素が多いのですか?
TPCCがマレーシアで初めて日本人によって所有・運営されたゴルフ場だからです。設計にも日本を代表するプロゴルファー尾崎将司が関わり、日本式の温浴施設や日本食レストランなど、日本のゴルフ文化のエッセンスが随所に息づいています。バギーや女性キャディ、ナイトゴルフの先駆的な導入もその一環です。
アクセス方法は?(送迎はありますか?)
社用車・マイカー、または Grab 等の配車サービスが便利です。クアラルンプール中心部から車で約30分でアクセスできます。なお、GoGolfによる送迎サービスの手配は行っていません。KL近郊は交通量が多いため、時間に余裕を持ってお越しください。

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