最終更新日:2026年8月19日
The Royal Gems Golf City(ロイヤルジェムズ・ゴルフシティ/正式名称 The RG City Golf Club)は、パトゥムタニ県タンヤブリーにある18ホール・パー71のゴルフ場です。設計はロン・ガール(Ron Garl)。バックティからの距離はおおむね6,629〜6,689ヤード前後とされ、2011年開場として案内されることが一般的です。
このコースが他と決定的に違うのは、レプリカコースだという点です。フロントナインには世界の名だたるトーナメントのシグネチャーホールが再構築され、バックナインはオーガスタ・ナショナルのインコース(10〜18番)を再現しています。公式サイトは「アジアで初めて、しかも唯一、オーガスタと世界の名ホールに本格的に着想を得たコース」と説明しています。
3番では TPC ソーグラス17番と同型のアイランドグリーン、7番ではセント・アンドリュースのロードホールに対峙します。さらにオークモントのチャーチピュー・バンカー、ロイヤルトゥルーンのポステージスタンプ、ベイヒルやザ・ベルフリーに着想を得たホールが並びます。
バックナインに移れば、アーメンコーナー(11〜13番)。シグネチャーホールとして最もよく挙げられるのが、オーガスタの短いパー3を思わせる12番です。その日の空き枠と料金は、GoGolfのアプリまたはWebサイトからご確認ください。

料金と予約
ゴルフ場の料金は曜日や祝日、季節、タイミング等により変動します。GoGolfで掲載している料金はできる限りそれらの料金をリアルタイムで反映しているため、詳細はGoGolfのアプリまたはWebサイトを参照ください。
料金サマリー
グリーンフィー+カート/1名あたりTHB4.350to6.000
| 午前 最安 | 午後 最安 | |
|---|---|---|
| 平日 | THB 4.350 | THB 4.350 |
| 土日・祝日 | THB 6.000 | THB 6.000 |
料金カレンダー
8月21日 – 2026年9月17日 · THB土日・祝日料金予約枠なしM=100万THB/午前・午後それぞれの最安値
基本情報
| 所在地 | 101/1 Moo 3, Rangsit, Thanyaburi, Pathum Thani 12110 |
|---|---|
| 設計 | Ron Garl(ロン・ガール) |
| 開場 | 2011年(一般的な案内) |
| ホール | 18ホール・パー71 |
| 距離 | バックティ おおむね6,629〜6,689ヤード(出典により差があります) |
| コンセプト | レプリカコース。フロントナインは世界の名ホール、バックナインはオーガスタ・ナショナルのインコース再現 |
| 再現されている主なホール | 3番=TPCソーグラス17番のアイランドグリーン/7番=セント・アンドリュース ロードホール/オークモントのチャーチピュー・バンカー/ロイヤルトゥルーンのポステージスタンプ/ベイヒル/ザ・ベルフリー |
| 名物ホール | 12番のパー3(オーガスタの短いパー3を思わせるホール)/11〜13番のアーメンコーナー |
| コースタイプ | 造成による高低差を与えたパークランド。速いグリーン |
| 練習環境 | 練習施設あり |
| キャディ・カート | キャディ帯同。カート貸出あり |
| ビジター | 会員制クラブ。受け入れ条件は日により異なる |
| 電話 | +66 2 577 8500 |
| 公式サイト | rggolfcity.com |
| 料金 | 曜日・季節・時間帯で変動。GoGolfアプリ/サイトで最新料金を確認 |
レプリカコースという発想
世界には名ホールを再現したコースがいくつか存在しますが、18ホールの構成そのものを「世界一周」として設計した例は多くありません。ロイヤルジェムズは、そのひとつです。
フロントナイン:世界の名ホールを巡る
前半9ホールは、世界の最も権威あるトーナメントからシグネチャーホールを取り出して再構築しています。
- 3番 — TPC ソーグラス17番と同型のアイランドグリーン。ゴルフ界で最も緊張感の高いホールの一つです。
- 7番 — セント・アンドリュースの「ロードホール」。グリーン手前の伝説的バンカーと歩道まで含めて再現されています。
- オークモント — 特徴的なチャーチピュー・バンカー。
- ロイヤルトゥルーン — 「ポステージスタンプ」と呼ばれる極小グリーンのパー3。
- ベイヒル — 極端なドッグレッグ。
- ザ・ベルフリー — ライダーカップの舞台を想起させるホール。
バックナイン:オーガスタ・ナショナル
後半9ホールは、マスターズ・トーナメントの舞台であるオーガスタ・ナショナルの10〜18番を再現しています。
11番から13番は、いわゆるアーメンコーナー。満開のアザレア、そして本家の地形を模した高低差により、オーガスタ固有の空気感が色濃く再現されています。
もっともよく取り上げられるシグネチャーホールが12番のパー3です。オーガスタの有名な短いパー3を思わせるホールで、手前の水と狭いグリーンに対して正確なショットが求められます。

ロン・ガールという設計家
設計を手がけたのはロン・ガール(Ron Garl)。フロリダを拠点に世界各地でコースを設計してきたアメリカのゴルフコース設計家で、同じパトゥムタニ県の Alpine Golf Club も彼の作品です。
平坦な土地に高低差をつくる
ガールの仕事に一貫しているのは、平坦な土地に高低差をつくり出すという発想です。バンコク周辺の多くのコースは水田跡地の平地に造られており、自然の起伏はほとんどありません。
ロイヤルジェムズでは、この手法がレプリカという目的と結びついています。オーガスタ・ナショナルの地形を再現するには、そもそも高低差がなければ成立しません。かつて平坦だった土地が、米欧の古典的コースに似たダイナミックな起伏を持つ舞台へと造り替えられています。
見た目だけの再現ではない
このコースの再現は、視覚的な模倣にとどまりません。各ホールは、戦略、罠、そして心理的プレッシャーのディテールまで設計され、本家のホールが「なぜ難しいのか」を再現しようとしています。
ドッグレッグ、人工的な高低差、ウォーターハザード、うねるグリーン。この組み合わせが、あらゆるレベルのゴルファーにとってメンタルとタクティクスを鍛える舞台になります。
プレー体験:18ホールで世界を一周する
ロイヤルジェムズでのプレーは、ただ遠くへボールを飛ばすことではなく、ホールごとに切り替えることを要求します。
3番:アイランドグリーン
TPC ソーグラス17番と同型のアイランドグリーンです。オーバーしてもショートしても、ボールは水中に消えます。
攻略法はどのアイランドグリーンでも同じです。ピンを狙わず、グリーンセンターに乗せる。距離を合わせることだけに集中し、2パットで上がる前提に切り替える。風のある日はティグラウンドで旗の揺れを確認してから番手を決めてください。
7番:ロードホール
セント・アンドリュースのロードホールは、グリーン手前の深いバンカーが最大の罠として知られています。ここでも同じ構造が再現されており、グリーンを狙う前に「入れてはいけない場所」を先に決める必要があります。
11〜13番:アーメンコーナー
オーガスタのアーメンコーナーは、ピン位置と風向きで難易度が大きく変わる区間です。ロイヤルジェムズでもこの性格は再現されており、高精度のショートアイアンが不可欠になります。
特に12番は、手前の水と狭いグリーンという組み合わせ。本家と同様、番手選択がそのまま結果になるホールです。
「一日ワールドツアー」という体験
多くのゴルファーが、ここでの18ホールを「ワンデイ・ワールドツアー」と表現します。ゴルフ史に名を残すホールを1ラウンドでたどれる場所は、世界的にも多くありません。
一方で、繁忙期にはホール間の待ち時間が長くなることがあります。また、オーガスタを模したバックナインでは、本家と比べて樹木がまだ若いという指摘もあります。

ロケーションとアクセス
ロイヤルジェムズは、パトゥムタニ県タンヤブリー地区ランシットにあります。バンコク北側の郊外にあたるエリアで、ドンムアン空港やランシット方面から向かいやすい立地です。
移動手段は、社用車やマイカーのほか、GrabなどBangkokで一般的な配車サービスが便利です。所要時間は交通状況によって大きく変わるため、スタート時刻から逆算して余裕を持って出発してください。
郊外側のコースになるため、帰りの車の手配もあらかじめ考えておくと安心です。なお、GoGolfでは送迎やシャトルの手配は行っていません。
同じパトゥムタニ県には Alpine Golf Club、Lam Luk Ka、Pinehurst、Riverdale といったコースがあり、複数ラウンドの旅程を組みやすい地域です。
スコアを作るための考え方
ロイヤルジェムズでスコアをまとめる鍵は、ホールごとに「何が罠か」を先に把握することにあります。
- 3番はグリーンセンター。アイランドグリーンでピンを狙う理由はありません。
- 7番は「入れてはいけない場所」を先に決める。ロードホールの本質はグリーン手前のバンカーです。
- 12番は番手選択がすべて。手前の水と狭いグリーン。迷いを残したまま打たないでください。
- 高低差を番手に反映する。造成された起伏があるため、ヤーデージだけでは足りません。
- 速いグリーンを想定する。スタート前にパッティンググリーンで転がりを確かめてください。
- キャディに元ネタを聞く。どのホールが何の再現かを知ると、狙いどころが理解しやすくなります。
距離はバックティでおおむね6,629〜6,689ヤードと、現代のチャンピオンシップコースとしては長くありません。飛距離ではなく、ホールごとの判断で差がつくコースです。
よくある失敗と、その避け方
1. 3番でピンを狙う
アイランドグリーンで最も多い失敗です。グリーンに乗せることだけを考えてください。2パットで上がれば十分だと割り切れば、このホールは決して理不尽ではありません。
2. 12番で番手を決めきれないまま打つ
手前が水、グリーンが狭いという組み合わせです。迷ったまま振ると、たいてい手が緩みます。ティグラウンドで風を見て、番手を決めてから構えてください。
3. 距離が短いからと油断する
バックティでも6,700ヤードに届きません。しかしこのコースの難易度は距離ではなく、再現された罠の配置にあります。「短いから易しい」という前提で回ると、噛み合いません。
4. 高低差を無視する
造成によって明確な起伏が与えられています。打ち上げなら足し、打ち下ろしなら引く。ヤーデージだけで番手を決めると、特にアーメンコーナーで合わなくなります。
5. 繁忙期の待ち時間を想定していない
話題性のあるコースのため、繁忙期はホール間の待ち時間が長くなることがあります。午後に予定がある場合は、余裕を持ったスケジュールを組んでください。
施設とサービス
練習環境
ラウンド前に体をほぐせる練習施設があります。速いグリーンと造成された高低差があるコースなので、パッティンググリーンで転がりを確かめてからスタートする価値は高いといえます。
キャディとカート
タイのコースの慣習どおり、キャディが帯同します。レプリカコースという性格上、「このホールは何の再現か」を知っているキャディの助言は特に価値を持ちます。カートの貸出もあります。
ビジターの受け入れ
Where2Golf では会員制クラブとして案内されています。受け入れ条件は日によって変わるため、その日の空き枠はGoGolfのアプリまたはWebサイトでご確認ください。

タイでのラウンドで戸惑いやすいこと
キャディが必ず付く
タイのコースでは、プレーヤー1人につき1人のキャディが付くのが基本です。名ホールを再現したこのコースでは、設計の意図を知っているキャディの助言が特に役立ちます。ラウンド終了後に心付けを渡すのが慣習になっている点も覚えておくとよいでしょう。
所要時間は長めになりがち
キャディが帯同し、カートで移動し、途中で休憩を挟むスタイルのため、1ラウンドの所要時間は日本より長くなる傾向があります。繁忙期はさらに待ち時間が加わる場合があります。
暑さ対策
年間を通じて高温多湿です。こまめな水分補給を前提に、帽子・日焼け止め・替えのシャツを用意しておいてください。
持ち物と準備
- 予備のボール — アイランドグリーンと水を絡めたホールがあるため、多めに持つと安心です。
- 替えのグローブ — 汗で滑るため、2枚あると後半が安定します。
- 替えのシャツ・タオル — ハーフの休憩で着替えると疲労感が大きく違います。
- 日焼け止めと帽子 — 必需品です。
- 小額の現金 — キャディへの心付けなど、現金が必要になる場面があります。
- ノンメタルスパイクのシューズ — タイのコースでは一般的な規定です。
ベストシーズンと時間帯
タイの気候は乾季・暑季・雨季に分かれます。11月から2月ごろの乾季がもっとも快適で、湿度が下がり、造成された景観がもっとも美しく見える季節でもあります。
3月から5月の暑季は日中の気温が上がるため、早朝スタートが現実的です。高低差のあるコースは体力を使うため、涼しい時間帯を選ぶ意味があります。
6月から10月の雨季は、午後に短時間のスコールが通過するパターンが中心です。午前中のラウンドにすると影響を受けにくく、比較的枠を取りやすい時期でもあります。
どんなゴルファーに向いているか
- ゴルフ史に興味がある人:TPCソーグラス、セント・アンドリュース、オーガスタの名ホールを1日でたどれます。
- アイランドグリーンを体験したい人:3番はTPCソーグラス17番と同型です。
- アーメンコーナーを歩いてみたい人:11〜13番がオーガスタのインコースとして再現されています。
- 設計家で選びたい人:ロン・ガール設計を、バンコク近郊で体験できます。
- 飛距離より判断で勝負したい人:バックティでも6,700ヤードに届きません。
- 特別な1ラウンドを探している人:滞在中に1つだけ記憶に残るラウンドを入れるなら有力候補です。
一方で、その土地固有の自然を活かしたコースを求める方には、レプリカという発想自体が好みに合わないかもしれません。また会員制クラブのため、受け入れ条件は日によって変わります。
パトゥムタニの他コースとの違い
パトゥムタニ県のコースは、それぞれ性格がはっきり分かれています。ロイヤルジェムズの位置づけを、GoGolfで予約できる同エリアの主なコースと並べてみます。
- The RG City Golf Club(The Royal Gems Golf City):18ホール/パー71/約6,629〜6,689ヤード。Ron Garl 設計。世界の名ホールとオーガスタのインコースを再現したレプリカコース。
- Alpine Golf Club:18ホール/パー72/約7,100ヤード。Ron Garl 設計、1996年開場。起伏のあるパークランドと2つのアイランドグリーン。競技実績が豊富。
- Lam Luk Ka Golf and Country Club:36ホール。Roger Packard 設計、1994年開場。ほぼ全ホールに水が絡みます。
- Pinehurst Golf and Country Club:27ホール。Yoshihara Aihara 設計。ナイトゴルフとホテル併設。
- Riverdale Golf Club:18ホール/パー72/約7,001ヤード。Morrow & Tikkanen 設計、2010年開場。バンコク周辺では珍しい高低差。
この中でロイヤルジェムズが持つ独自性は明白です。コースそのものが「ゴルフ史の展示」になっている。景観の美しさや設備ではなく、「このホールはなぜこう造られているのか」を考えることが、そのままラウンドの楽しみになります。
パトゥムタニの他コースと組み合わせる
滞在中に複数ラウンドするなら、近隣のコースと組み合わせると移動の負担を抑えられます。
- Alpine Golf Club(アルパイン・ゴルフクラブ) — 同じロン・ガール設計。競技実績が豊富です。
- Lam Luk Ka Golf and Country Club(ラムルッカ・ゴルフ&カントリークラブ) — 36ホール。East と West で性格が異なります。
- Pinehurst Golf and Country Club(パインハースト・ゴルフ&カントリークラブ) — 27ホール。ナイトゴルフに対応しています。
- Riverdale Golf Club(リバーデール・ゴルフクラブ) — 高低差のあるモダンなレイアウトです。
エリア全体の空き枠と料金はバンコクのゴルフ予約ページからご覧いただけます。
まとめ
整理すると、ロイヤルジェムズを選ぶ理由は次の3点です。
- レプリカという発想 — フロントナインは世界の名ホール、バックナインはオーガスタ・ナショナルのインコース。
- 名ホールの体験 — TPCソーグラス17番型のアイランドグリーン(3番)、ロードホール(7番)、アーメンコーナー(11〜13番)。
- 設計 — ロン・ガール設計。平坦な土地に高低差を与え、本家の地形を再現しています。
The Royal Gems Golf City は、18ホール・パー71。バックティでもおおむね6,629〜6,689ヤードで、飛距離ではなくホールごとの判断で差がつくコースです。
ゴルフ史に名を残すホールを1ラウンドでたどれる場所は、世界的にも多くありません。会員制クラブのため受け入れ条件は日によって変わります。その日の空き枠と料金は、GoGolfのアプリまたはWebサイトからご確認ください。

よくある質問
The Royal Gems Golf Cityはどこにありますか?
正式名称は何ですか?
ホール数、パー、距離はどのくらいですか?
誰が設計したコースですか?
レプリカコースとはどういう意味ですか?
どんな有名ホールが再現されていますか?
シグネチャーホールはどこですか?
3番のアイランドグリーンはどう攻めればよいですか?
コースの難しさはどこにありますか?
初心者でもプレーできますか?
キャディやカートはどうなりますか?
練習場はありますか?
ビジターでもプレーできますか?
料金はいくらですか?
送迎はありますか?
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