Bali(バリ島)のゴルフ場

バリ島マップとゴルフ場
  • ニュー・クタ・ゴルフ 18ホール / パー72 ・ 空港から約20分
  • ハンダラ・ゴルフ&リゾート・バリ 18ホール / パー72 ・ 空港から約2〜3時間
  • ブキット・パンダワ 18ホール / パー54 ・ 空港から約30分
  • バリ・ビーチ・ゴルフコース 9ホール / パー36 ・ 空港から約25分

バリ島マップとゴルフ場

バリ島のゴルフ事情

Bali(バリ島)はインドネシアの南部にある島で、面積は愛媛県ほどです。ヒンドゥー教の文化が色濃く残り、寺院や棚田、海辺のリゾートまで多彩な景観がそろいます。日本からは成田・羽田・関西の各空港とデンパサール(ングラライ国際空港)を直行便が結んでおり、飛行時間はおよそ7時間半です。時差は1時間で、日本の午前9時がバリの午前8時にあたります。

バリ島でいまプレーできるゴルフ場は4か所です。数は多くありませんが、立地はそれぞれ大きく異なります。石灰岩の断崖の上、市街に近い海沿い、標高1,142メートルの火山のカルデラの中と、同じ島の中で環境がまったく変わります。

午前中に18ホール回り、午後はビーチやスパで過ごす、という日程を組む方が多くなっています。コース側もこうした過ごし方に合わせて、短時間で回れるラウンドを用意しています。

コースの特徴は「南部の断崖」と「北部の高原」

上の地図のとおり、3コースが島の南部にあり(うちニュー・クタとブキット・パンダワはブキット半島)、ハンダラだけが北部の山中にあります。ハンダラは直線距離の印象より移動時間がかかるため、地図上の距離だけで判断しないようご注意ください。

観光客の滞在先はヌサドゥア、クタ、スミニャック、ウルワツといった島の南部に集中しています。ゴルフ場も3か所がこのエリアにあり、空港から20〜30分で着きます。朝食を済ませてから出ても間に合う距離です。

もう1か所のハンダラは北部の山中にあり、空港から2〜3時間かかります。南部とは別世界の冷涼な気候が魅力ですが、日帰りにすると移動だけで半日を使うことになります。

ベストシーズンは乾季の4月から10月

バリは熱帯モンスーン気候で、年間の平均気温は28度前後です。季節は乾季と雨季に分かれます。

乾季は4月から10月で、なかでも7月から9月がもっとも安定します。11月から3月は雨季にあたりますが、日本の梅雨のように一日中降り続くわけではありません。雨は午後のスコールが中心のため、午前中のスタートを取れば雨季でも十分に回れます。現地の予約サイトが朝のスタートをすすめているのは、このためです。

標高の高いハンダラだけは事情が違い、南部が晴れていても山には雲がかかることがあります。気温も14〜24度と低いため、羽織るものをお持ちください。

最近のゴルフ場事情

「バリ島のゴルフ場は何か所か」という問いに、調べる先によって3とも4とも5とも書かれています。掲載数が媒体によって食い違うのには、2つの理由があります。

1つめは、ニルワナ・バリ・ゴルフクラブ(タナロット)とバリ・ナショナル・ゴルフクラブ(ヌサドゥア)が、いずれも営業を終えたためです。どちらも長く島を代表してきたコースで、ニルワナはグレッグ・ノーマンの設計、バリ・ナショナルはヌサドゥアの中心という立地で知られていました。いまも紹介記事や旅行会社のページが数多く残っており、Top 100 Golf Courses でも両コースは「Closed」と表示されています。

予約サイトに掲載が残っている場合でも、実際にプレーはできません。とくにバリ・ナショナルは立地が知られているため、営業中と思って現地を訪れてしまうケースが今もあります。

2つめは、サヌールのバリ・ビーチ・ゴルフコースを数に入れるかどうかです。9ホールで営業時間も朝に限られるため、18ホールのコースとは別に扱う媒体もあります。このページでは4か所として数え、内訳を明示しています。

閉鎖が続いた一方で、2016年にブキット・パンダワが開場しました。全ホールがパー3という構成はバリでは初めてで、約2時間で回れるため、観光とゴルフの両方を楽しみたい方に選ばれています。いまのバリ島では、コース数よりも、滞在時間やプレースタイルに合ったゴルフ場を選ぶことが大切になっています。

日本のゴルフと違う点

はじめてインドネシアで回られる方が戸惑うのは、たいてい次の4点です。

  • キャディが1人ずつつきます。選ぶものではなく標準です。カートは2人で1台を共有します。
  • スループレーです。途中で昼食休憩を挟まず、18ホールを続けて回ります。18ホールで4時間半前後です。
  • チップがグリーンフィーと別です。ラウンド後にキャディへ直接手渡します。各社の案内では18ホールで15万〜35万ルピア程度と幅があります。
  • 2人でも回れます。日本のような4人一組の縛りはありません。

グリーンフィーにはキャディとカートが含まれるのが一般的です。服装は日本より緩やかですが、襟付きのシャツは必須で、丸首のTシャツでは断られることがあります。

クラブとシューズは各コースでレンタルできるため、手ぶらでも来られます。ただしレディース用と左利き用は在庫が限られます。

距離表示はコースによって違います。ヤード表示とメートル表示が混在するため、スタート前にカートの表示を確認しておくと、番手選びで迷いません。

初心者の方でもプレーできます。キャディが1人ずつつき、進行を管理してくれます。キャディの多くは英語が限定的で、日本語はまず通じませんが、クラブ選択と距離感については的確で、指示は身振りで十分に伝わります。

各ゴルフ場の比較

コース名 エリア ホール / パー 特徴 料金の目安
※バリ島内での相対比較
おすすめの利用シーン 空港から
ニュー・クタ・ゴルフ ペチャトゥ(ウルワツ) 18 / 72 海沿いの断崖に広がるリンクス様式 高め 本格的な18ホールを楽しみたい方 約20分
ハンダラ・ゴルフ&リゾート・バリ ブドゥグル(北部高原) 18 / 72 標高1,142mの高原。涼しい気候 標準 涼しい高原でプレーしたい方 約2〜3時間
ブキット・パンダワ クトゥ(ブキット半島) 18 / 54 全ホールがパー3。約2時間で回れる 標準 短時間で回りたい方 約30分
バリ・ビーチ・ゴルフコース サヌール 9 / 36 市街地に近い9ホール。午前中のみ営業 手ごろ サヌール周辺で9ホールを楽しみたい方 約25分

※料金の目安はバリ島内で比べた相対的な水準です。実際の金額は曜日・時間帯・シーズンで変わるため、各コースの「予約する」からご確認ください。所要時間は渋滞で大きく変わります。バリ南部は夕方に渋滞するため、午後スタートは戻りの時間を見ておいてください。

ゴルフ場の選び方

景色で選ぶ:断崖か、カルデラか

ニュー・クタとブキット・パンダワは、どちらもブキット半島の石灰岩の崖の上にあります。インド洋が視界に入り続けます。海の景色を求めて来られたなら、この2つのどちらかです。

ハンダラは対照的です。山に囲まれた高原の景色で、南部の海辺とは印象がまったく異なります。

時間で選ぶ:18ホールか、パー3か

腰を据えて回りたいならニュー・クタかハンダラです。半日で切り上げて観光にあてたいならブキット・パンダワになります。

ブキット・パンダワは約2時間で終わります。距離のある18ホールをしっかり回りたい方には短く感じられるため、予約前にご確認ください。

滞在エリアで選ぶ:移動時間の差が大きい

ヌサドゥア、クタ、ジンバランにお泊まりなら、ニュー・クタとブキット・パンダワは30分圏内です。南部の3コースへはレンタカーのほか、タクシーや Grab、Gojek といった配車サービスが使えます。

ハンダラは配車サービスの圏外に近く、帰りの車がつかまらない可能性があります。レンタカーかチャーター車を手配してください。日帰りも可能ですが朝5時台の出発になるため、敷地内の宿に前泊するほうが余裕を持てます。

目的別のおすすめ

目的 おすすめコース 選ぶ理由
海を見ながら本格的に18ホール回る ニュー・クタ・ゴルフ 断崖の上のリンクス様式。空港から約20分で、5種類のティーがあるため、レベルの異なるメンバーでも同じ組で回れます。
暑さを避けて涼しくプレーする ハンダラ・ゴルフ&リゾート・バリ 標高1,142メートル、気温14〜24度。空港から2〜3時間かかるため前泊が現実的です。
短時間で回って午後は観光にあてる ブキット・パンダワ 18ホール全部がパー3。ラウンド約2時間。ヌサドゥアから近く、海を見下ろす断崖の上にあります。
半日だけ空いた時間に回る バリ・ビーチ・ゴルフコース サヌールの9ホール。朝の時間帯のみの営業です。

バリでプレーできるゴルフ場

各ゴルフ場の特徴を順に紹介します。料金は曜日や時間帯、シーズンによって変わるため、各コースの「予約する」から最新の空き状況とあわせてご確認ください。オンラインで予約するほうが、現地で申し込むより割安です。

ニュー・クタ・ゴルフNew Kuta Golf

ニュー・クタ・ゴルフ。インド洋を望む断崖の上のバンカーと夕景
  • 18ホール / パー72
  • ペチャトゥ(ウルワツ)・空港から約20分
  • 2007年開場/設計 Golfplan
  • ラウンド 4時間半前後

インドネシアで最初の本格的なリンクス様式のコースです。石灰岩の断崖の上にあり、樹木による目隠しがほとんどありません。フェアウェイから海までさえぎるものがなく、風の読みがスコアを大きく左右します。

ティーは5種類(Monkey / Tiger / Cobra / Dragon / Eagle)用意されていて、約4,917メートルから6,713メートルまで選べます。レベルの異なるメンバーでも同じ組で回れます。15番ホール「The Cliff Hanger」からは、約240度に広がるインド洋のパノラマを望めます。

ハンダラ・ゴルフ&リゾート・バリHandara Golf & Resort Bali

ハンダラ・ゴルフ&リゾート・バリ。山に囲まれたカルデラの中のフェアウェイ
  • 18ホール / パー72
  • ブドゥグル(北部高原)・空港から約2〜3時間
  • 1976年開場/設計 トムソン・ウォルヴァリッジ・フリーム
  • ラウンド 4時間半前後

バリ島で最初のゴルフリゾートです。死火山のカルデラの中、標高1,142メートルにあり、気温は14〜24度です。南部が30度を超えている日でもここは涼しく、半袖では寒いことがあります。

ブルーティーから約6,893メートルあります。高低差と山からの風、深いラフ、狭いフェアウェイが絡み、アジアでも難度の高いコースに数えられます。Golf Magazine の「世界の偉大なゴルフコース50選」に選ばれています。3番パー4「Stone Bridge」(約435ヤード)が名物で、急な下りから右へ90度に折れ、フェアウェイを川が横切ります。

営業時間にご注意ください。火曜から日曜は6時30分から17時ですが、月曜だけ10時開始です。敷地内に宿泊施設があるため、前泊してのラウンドをおすすめします。

ブキット・パンダワ・ゴルフ&カントリークラブBukit Pandawa Golf & Country Club

ブキット・パンダワ・ゴルフ&カントリークラブ。池越しに見るクラブハウス
  • 18ホール / パー54(全ホールがパー3)
  • クトゥ(ブキット半島)・空港から約30分
  • 2016年10月開場/設計 ボブ・ムーア
  • ラウンド 約2時間

バリでいちばん新しいコースです。18ホールすべてがパー3で、ブラックティーから2,767メートルです。ラウンドは約2時間で終わります。

短い距離ながら、アイアンの正確性と風を読む力が求められる設計です。約2時間で回れるため、午前中にプレーし、午後はビーチや観光にあてる日程も組めます。13番(約148ヤード)が代表的なホールで、3つのバンカーと曲線を描く石壁の背後にインド洋が広がります。

バリ・ビーチ・ゴルフコースBali Beach Golf Course

  • 9ホール / パー36・約3,250ヤード
  • サヌール・空港から約25分
  • 営業は朝の時間帯のみ(ティーオフ7時〜)
  • ラウンド 2時間前後

サヌールにある9ホールのコースです。空港から25分ほどでデンパサール市街に近く、滞在中の空き時間に、短時間でプレーしたい方に向いています。インナ・グランド・バリ・ビーチ・ホテルの宿泊者には割引があります。

9ホールのため、短時間で気軽にプレーしたい方向けのコースです。

バリ島のゴルフに関するよくある質問

  • バリ島でおすすめのゴルフ場はありますか?

    コースコンディションと設備を重視されるなら、まずニュー・クタ・ゴルフをおすすめします。インドネシアで最初の本格的なリンクス様式で、断崖からインド洋を望むレイアウトです。空港から約20分という立地も揃っています。次点はハンダラ・ゴルフ&リゾート・バリで、Golf Magazine の「世界の偉大なゴルフコース50選」に選ばれた名門ですが、空港から2〜3時間かかるため前泊が前提になります。費用を抑えたい場合や、半日で切り上げて観光にあてたい場合は、全ホールがパー3で約2時間で回れるブキット・パンダワ、デンパサール市街に近い9ホールのバリ・ビーチ・ゴルフコースという選択肢があります。

  • バリ島にゴルフ場はいくつありますか?

    18ホールのコースが3か所、9ホールが1か所の、合計4か所です。18ホールはニュー・クタ・ゴルフ、ブキット・パンダワ、ハンダラ・ゴルフ&リゾート・バリ。9ホールはサヌールのバリ・ビーチ・ゴルフコースです。かつて営業していたニルワナ・バリとバリ・ナショナルは閉鎖済みで、これを数に含めている情報が残っているため、資料によって数字が食い違います。

  • バリ島でゴルフをするといくらかかりますか?

    コース、曜日、時間帯、シーズンによって変わります。各コースの「予約する」から、日付ごとの料金と空き状況をご確認いただけます。グリーンフィーにはキャディとカートが含まれるのが一般的で、キャディへのチップは別途必要になります。オンラインで予約するほうが現地で申し込むより割安です。

  • ベストシーズンはいつですか?

    乾季の4月から10月、なかでも7月から9月がもっとも安定します。

  • 雨季でもプレーできますか?

    できます。雨季(11月〜3月)の雨は午後のスコールが中心なので、午前中のスタートを取れば影響を受けにくくなります。

  • キャディは必ずつきますか?チップはいくらですか?

    プレーヤー1人につきキャディが1人つきます。チップはグリーンフィーとは別で、18ホールあたり15万〜35万ルピア程度が各社の案内している範囲です。ラウンド後に直接渡します。

  • クラブのレンタルはできますか?

    できます。ニュー・クタとブキット・パンダワはクラブとシューズ、ハンダラはクラブのレンタルがあります。レディース用と左利き用は在庫が限られるため、該当する場合は事前の確認をおすすめします。

  • 服装の決まりはありますか?

    襟付きシャツが必須です。短パンはバミューダ丈以上、シューズはスパイクレスが基本です。ハンダラは気温が下がるため、羽織るものを持って行ってください。

  • 2人でもラウンドできますか?

    ほとんどのコースで2サムのラウンドができます。

  • 初心者でも大丈夫ですか?

    はい、問題ありません。1人ずつキャディがつき、進行を管理してくれます。18ホールが不安なら、全ホールがパー3で約2時間のブキット・パンダワから始める選び方もあります。

  • 距離表示はヤードですか、メートルですか?

    コースによって異なります。スタート前にカートの表示で確認してください。

  • 短時間で回れるコースはありますか?

    ブキット・パンダワです。18ホールすべてがパー3で、ラウンドは約2時間です。

  • 涼しい環境でプレーできるコースはありますか?

    ハンダラです。標高1,142メートルのカルデラの中にあり、気温は14〜24度。南部の蒸し暑さがありません。ただし空港から車で2〜3時間かかります。

  • 空港から近いコースはどこですか?

    ングラライ国際空港からは、ニュー・クタが約20分、ブキット・パンダワが約30分、バリ・ビーチが約25分です。ハンダラは2〜3時間かかります。