シンガポールのゴルフ場

  • Sentosa Golf Club セントーサ島 ・ チャンギ国際空港から約29分

Singapore(シンガポール)のゴルフ場マップ

シンガポールのゴルフ事情

Singapore(シンガポール)はマレー半島の南端に浮かぶ都市国家です。国土が限られているため、ゴルフ場の数そのものは多くありません。そのぶん一つひとつのコースが希少で、世界水準の名門が置かれているのがこの国の特徴です。

日本からシンガポールまでは直行便でおよそ7時間、時差は1時間です。チャンギ国際空港は乗り継ぎの拠点としても使われるため、東南アジアの他の都市へ移動する途中に組み込みやすい立地でもあります。

空港と市内からのアクセス

玄関口はチャンギ国際空港です。セントーサ島までは車でおよそ29分と、空港からの距離は東南アジアの主要都市のなかでも短い部類に入ります。市街地から島へは橋とセントーサ・エクスプレスで結ばれており、移動で消耗しにくいのが利点です。

移動は社用車・マイカーのほか、Grab などの配車サービスやタクシー(ComfortDelGro など)が便利です。MRT・セントーサエクスプレスやバスでも島へ渡れます。他の東南アジアの都市と比べて交通が整っているため、移動時間の読み違えが起きにくいのも助かる点です。

会員制のクラブが中心

シンガポールのゴルフ場は、メンバーシップ制のプライベートクラブが中心です。ビジターの受け入れ可否や条件はクラブごとに異なり、大会期間中は制限がかかることもあります。日程を決める前に、必ずクラブへ直接確認してください。この点は、ビジターでも回りやすいマレーシアやタイとは事情が違います。

ベストシーズンと一日の組み立て

シンガポールは赤道のすぐ近くにあり、はっきりした乾季がありません。年間を通じて日中は30度前後まで上がり、湿度も高い状態が続きます。雨は午後から夕方にかけてのスコールという形で降ることが多いため、季節を選ぶよりも朝の早い時間にスタートを取るほうが効きます。

日本のゴルフと違う点

芝はゾイシア(コウライシバ系)やバミューダグラスが使われ、日本と同じ感覚でグリーンを読むと合わないことがあります。最初の数ホールは慎重に見ておくのが無難です。服装は襟付きのシャツ、ゴルフ用のパンツ、ゴルフシューズが基本です。名門クラブほどドレスコードが細かいため、キャディやカートの扱いも含めて来場前に確認してください。

シンガポールでプレーできるゴルフ場

Sentosa Golf Clubセントーサ・ゴルフクラブ

Sentosa Golf Club のコース風景
  • 36ホール(The Serapong・The Tanjong の各18ホール・ともにパー72)
  • セントーサ島/チャンギ国際空港から約29分
  • Serapong は Ronald Fream の原設計(1982年開場)を Gene Bates と Andrew Johnston が改修/Tanjong は Andrew Johnston の再設計

World Golf Awards の World’s Best Golf Course に2023年に選ばれた、世界的な名門です。セントーサ島の南側に位置し、南シナ海とシンガポール港、そして高層ビル群のスカイラインを同時に望むという、ほかにない景観を持っています。

The Serapong は技術と歴史のコースです。1982年に Ronald Fream が原設計を手がけ、その後 Gene Bates と Andrew Johnston が改修しました。港に接する狭いフェアウェイと速く複雑なグリーンが組み合わさり、いくつかのホールでは石壁で囲まれた大きな湖が難度を上げています。Singapore Open の舞台になってきたコースです。

The Tanjong はよりモダンで景観的なコースです。Andrew Johnston が再設計を手がけ、大型のバンカーと滑りやすい Zorro Zoysia の芝が効いてきます。シグネチャーホールは6番のパー3で、南シナ海の景観と高さおよそ20メートルの人工滝が広がる、シンガポールで最も象徴的なホールのひとつです。

Singapore Open のほか、Asian Tour や LPGA の大会を数多く開催してきました。環境面でも先進的で、世界初のカーボンニュートラル・ゴルフクラブとして知られ、国連の「Sports for Climate Action」イニシアチブに参加した最初のゴルフクラブでもあります。クラブハウスにはスパとフィットネスセンターも備わっています。なおメンバーシップ制のプライベートクラブですので、ビジター利用の可否と条件は来場前にご確認ください。

コースの位置づけ

コース名 地区 ホール / パー 特徴 空港から
Sentosa Golf Club — The Serapong セントーサ島 18H / 72 狭いフェアウェイと速いグリーン。Singapore Open の舞台 約29分
Sentosa Golf Club — The Tanjong セントーサ島 18H / 72 大型バンカーと Zorro Zoysia。6番パー3に人工滝 約29分

ゴルフ場の選び方

2つのコースをどう選ぶか

The Serapong は技術と歴史のコース、The Tanjong はモダンで景観のコース、という性格の違いがあります。腕試しをしたい場合や、大会が行われた舞台を回りたい場合は Serapong です。景観を楽しみたい場合や、初めてシンガポールで回る場合は Tanjong のほうが入りやすくなります。1日ずつ両方を回れば、同じクラブとは思えない対比を味わえます。

ティの選び方

どちらも世界水準の難度を持つコースですが、複数のティボックスが用意されており、技量に応じて調整できます。気温と湿度で体力の消耗が日本より早いため、普段より1つ前のティを選んでおくと最後まで集中が続きます。Tanjong の Zorro Zoysia は球が滑るため、グリーン周りの寄せは早めに感覚をつかんでおいてください。

滞在と組み合わせる

セントーサ島はホテルやアトラクションが集まる島で、ゴルフ以外の過ごし方も揃っています。市街地からも空港からも近いため、滞在の拠点をどこに置いても通えます。ゴルフを1日だけ組み込むという使い方がしやすい立地です。

近隣のエリア

コースの数そのものを求める場合は、周辺の国まで範囲を広げるのが現実的です。陸路の橋で渡れるマレーシア南端のJohor(ジョホール)には多くのコースがあり、州の西側であればシンガポール中心部から車でおよそ1時間で届きます。船でおよそ1時間のインドネシアの島、Bintan(ビンタン島)Batam(バタム島)も選択肢になります。国別のまとめはマレーシアのゴルフ場インドネシアのゴルフ場をご覧ください。

シンガポールのゴルフに関するよくある質問

  • シンガポールでプレーできるゴルフ場を教えてください

    セントーサ島にある Sentosa Golf Club をご案内しています。The Serapong と The Tanjong という性格の異なる2つの18ホールを持ち、合計36ホール、ともにパー72です。World Golf Awards の World's Best Golf Course に2023年に選ばれています。

  • 空港からはどのくらいかかりますか?

    チャンギ国際空港からセントーサ島まで車でおよそ29分です。市街地から島へは橋とセントーサ・エクスプレスで結ばれており、MRTやバスでも渡れます。東南アジアの主要都市のなかでは空港から近い部類に入ります。

  • 誰でもプレーできますか?

    シンガポールのゴルフ場はメンバーシップ制のプライベートクラブが中心です。ビジター利用の可否や条件はクラブごとに異なり、大会期間中は制限がかかることもあります。日程を決める前に、必ずクラブへ直接ご確認ください。

  • 2つのコースの違いは何ですか?

    The Serapong は狭いフェアウェイ、速く複雑なグリーン、石壁で囲まれた湖が特徴の技術的なコースで、Singapore Open の舞台になってきました。The Tanjong はよりモダンで景観的なコースで、大型のバンカーと滑りやすい Zorro Zoysia の芝が効いてきます。

  • シグネチャーホールはどれですか?

    The Tanjong の6番パー3です。南シナ海の景観と高さおよそ20メートルの人工滝が広がり、シンガポールで最も象徴的なホールのひとつに数えられます。

  • ベストシーズンはいつですか?

    シンガポールは赤道のすぐ近くにあり、はっきりした乾季がありません。雨は午後から夕方のスコールという形で降ることが多いため、季節よりも朝のスタートを取れるかどうかが効きます。

  • 初心者でも楽しめますか?

    世界水準の難度を持つコースですが、複数のティボックスが用意されており、技量に応じて調整できます。前方のティを選べば無理なく回れます。気温と湿度で体力の消耗が日本より早いため、普段より1つ前のティをおすすめします。

  • マリーナベイ・ゴルフコースはまだありますか?

    Marina Bay Golf Course は2024年6月30日に閉場しました。シンガポール初にして唯一のパー6ホールやナイトゴルフ設備で知られたコースでしたが、現在はプレーできません。

  • コースの数をもっと増やしたい場合はどうすればよいですか?

    周辺の国まで範囲を広げるのが現実的です。陸路の橋で渡れるマレーシア南端のジョホール州には多くのコースがあり、州の西側であればシンガポール中心部から車でおよそ1時間で届きます。船でおよそ1時間のインドネシアのビンタン島とバタム島も選択肢になります。

  • 環境への取り組みで知られていると聞きました

    Sentosa Golf Club は世界初のカーボンニュートラル・ゴルフクラブとして知られ、国連の「Sports for Climate Action」イニシアチブに参加した最初のゴルフクラブでもあります。コースの質だけでなく、運営面でも国際的に評価されているクラブです。